ツーリングキャンプには、軽量でコンパクトな持ち運びのしやすい寝袋が欠かせないアイテムですよね。
さらに、就寝時に快適な睡眠をとるためには、寝心地の良さも重視したいという方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ツーリングキャンプ向けのコンパクトに収納できる寝袋を使用するメリットや選び方、おすすめ10選を紹介します。
コンパクトさはもちろん、寝心地が良くお手入れのしやすい寝袋を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 ツーリング向けのコンパクト寝袋を使うメリット
- 2 ツーリング向けのコンパクト寝袋を使うデメリット
- 3 ツーリング向けのコンパクト寝袋の選び方
- 4 ツーリング向けのコンパクト寝袋おすすめ10選
- 4.1 【CAPTAIN STAG】寝袋フォルノ
- 4.2 【Naturehike】シュラフ
- 4.3 【BUNDOK】マミー型 シュラフ(BDK-61)
- 4.4 【LOGOS】ウルトラコンパクトシュラフ(72600460)
- 4.5 【snow peak】SSシングル(BD-105GY)
- 4.6 【Snugpak】マリナー スクエア ライト(SP14639TPC)
- 4.7 【ISUKA】ウルトラライト(105202)
- 4.8 【LOGOS】抗菌防臭 丸洗いアリーバ(72940162)
- 4.9 【NANGA】AURORA 600DX
- 4.10 【mont-bell】シームレスドライダウンハガー900#3(1121344)
- 5 まとめ
ツーリング向けのコンパクト寝袋を使うメリット
持ち運びが簡単
ツーリングキャンプ向けのコンパクトに収納できる寝袋は、軽量な商品が多く、持ち運びも簡単にできます。
自宅からバイク、キャンプサイトへと持ち運びの機会が多いツーリングキャンプでは活躍するでしょう。
とくに、寝袋の中綿素材にダウンを使用した商品は軽量な商品が多いので、少しでも荷物を軽くしたい方におすすめです。
自宅での収納スペースをとらない
コンパクトに収納できる寝袋を使用することで、自宅の収納スペースが狭い方でも安心して使用できるでしょう。
商品によっては、中綿にダウン素材を使用した、手のひらサイズに収まるほどコンパクトな商品もあります。
一般的には「15×30cm」程のサイズであれば、バイクに積んでも負担にならないので、ぜひチェックしてみてください。
コンパクトなマミー型は保温性が高い
寝袋には封筒型とマミー型の2つのタイプがあり、コンパクトに持ち運びをしたい方にはマミー型がおすすめです。
マミー型の寝袋は体との密着度が高く、保温性が高いので、気温の下がる季節でも安心して快適に使用できます。
ただし、生地が少ない分、就寝中に窮屈さを感じやすく、体の大きな方にはあまりおすすめできません。
ツーリング向けのコンパクト寝袋を使うデメリット
価格はやや高い
ツーリングキャンプに活躍するコンパクトな寝袋は、価格がやや高い傾向にあります。
そのため、これからキャンプを始めるという方には、なかなか手を出しにくい商品かもしれません。
しかし、高価な商品は性能も高いので、一度購入すれば長く愛用でき、長い目で見ればコスパの高い商品と言えるでしょう。
軽量なダウン商品はお手入れに手間や時間がかかる
先述した通り、寝袋の中綿にダウン素材を使用した商品は、軽量でコンパクトに収納できる商品が多いです。
しかし、ダウン素材を使用した寝袋は、水濡れや汚れに弱い性質があるので、お手入れに手間や時間がかかってしまいます。
そのため、なるべく簡単にお手入れを済ませたいという方は、軽量性には欠けますが化繊素材の寝袋を選びましょう。
コンパクトなマミー型は窮屈に感じやすい
コンパクトに収納でき、持ち運びのしやすいマミー型の寝袋ですが、就寝中に窮屈に感じやすいというデメリットがあります。
そのため、体が大きな方や、自宅のようにリラックスした状態で快適な睡眠をとりたいという方にはあまりおすすめできません。
封筒型の寝袋の中にも、コンパクトに収納できる商品もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ツーリング向けのコンパクト寝袋の選び方
コンパクトさを重視するならマミー型がおすすめ
寝袋には「マミー型」と「封筒型」の2種類があるので、自分の使用用途に合った適切なタイプを選びましょう。
マミー型
ミノムシのような形状で体にフィットするので、コンパクトに持ち運べて保温性に優れます。
ただし、就寝中は窮屈に感じることが多く、寝心地が良いとは言えません。
封筒型
長方形でシッパーを開けば布団のように使用できる、寝心地の良さが魅力です。
ただし、使用する生地が多い分、コンパクトさや保温性の高さには欠けます。
使用する季節に合った寝袋を選ぼう
寝袋を選ぶ際に重要となるのが、使用する季節や地域に合った機能性を備えた寝袋を購入することです。
寝袋には「快適使用温度」の記載があるので、必ず購入する前にチェックしましょう。
快適使用温度とは、成人女性が寒さを感じることなく快適に眠れる温度を指します。
一般的には「快適使用温度+5℃程度」の気温であれば、問題なく使用できると言われているので参考に選んでみてください。
中綿の素材をチェック
寝袋の中綿素材には2種類があるので、自分の使用用途に合うものを選びましょう。
ダウン
ダウン素材は軽量で空気が多く含まれているので、コンパクトに持ち運ぶことができます。
保温性に優れるので冬キャンプなど、気温の下がる季節の使用におすすめです。
ただし、価格はやや高い傾向にあり、メンテナンスに手間がかかります。
化学繊維
化学繊維は軽量で扱いやすいので、メンテナンスに手間がかかりません。
コンパクトさは欠けますが、価格が安く初心者でも購入しやすいでしょう。
丸洗い可能だとメンテナンス簡単
キャンプで寝袋を使用すると、汗や土汚れなどでどうしても汚れてしまいます。
汚れが付くことで寝袋の性能が落ちてしまうリスクもあるので、自宅で簡単にメンテナンスができる商品がおすすめです。
中綿に化学繊維素材を使用した寝袋であれば、自宅の洗濯機で丸洗い可能な商品が多いです。
ダウン素材を使用した寝袋は、使用後にしっかりと乾燥しないと最悪の場合カビてしまう可能性もあるので注意しましょう。
コンプレッションバッグがあれば簡単に収納できる
コンプレッションバッグとは、袋内の空気を抜いて圧縮状態で寝袋を収納できる収納袋です。
商品によっては、コンプレッションバッグがセットになっている商品もあるので、ぜひチェックしてみてください。
セットになっていない寝袋であっても、市販で販売されている商品もあります。
人気の高いおすすめメーカー
人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
ロゴス
メイプルリーフが目印の大阪に本社があるアウトドアメーカーです。
さまざまなキャンプ用品を販売しており、寝袋の種類も豊富です。
ナンガ
1941年に羽毛の町から生まれた寝袋メーカーです。
高品質なダウン素材を使用した寝袋が魅力で、冬にも安心して使用できます。
スナグパック
1977年にイギリスで生まれたアウトドアブランドです。
過酷な状況下で使用することを想定して作られた、耐久性に優れた商品が魅力です。
気になる価格帯をチェック
ツーリング向けのコンパクトな寝袋は、安い商品で2,000円程度から50,000円を上回るものまで、価格帯に大きな幅があります。
高価な商品は、保温性や耐久性に優れた寝心地の良い寝袋が多い印象です。
ただし、使用する季節や地域によっては、高価な商品もオーバースペックとなる可能性があります。
寝袋を購入する際は、価格はあまり気にせずに自分の使用用途に合う、適切な機能を備えた商品を選びましょう。
ツーリング向けのコンパクト寝袋おすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 快適使用温度 |
---|---|---|---|---|
CAPTAIN STAG 寝袋フォルノ | 1.1kg | 185×75cm | ポリエステル | 12℃ |
Naturehike シュラフ | 0.82kg | 205×85cm | ポリエステル | 15℃ |
BUNDOK マミー型 シュラフ | 2.4kg | 220×94cm | ポリエステル・ナイロン | -2℃ |
LOGOS ウルトラコンパクトシュラフ | 1.4kg | 190×80cm | ポリエステル | 2℃ |
snow peak SSシングル | 1.7kg | 196×78cm | ポリエステル | 5℃ |
Snugpak マリナー スクエア ライト | 1.75kg | 220×80cm | ポリエステル | -2℃ |
ISUKA ウルトラライト | 0.63kg | 202×80cm | ポリエステル | 10℃ |
LOGOS 抗菌防臭 丸洗いアリーバ | 2.5kg | 220×80cm | ポリエステル | -15℃ |
NANGA AURORA 600DX | 1.25kg | 220×80cm | ポリエステル | -6℃ |
mont-bell シームレスドライダウンハガー900#3 | 0.58kg | 183cm | ナイロン | 9℃ |
【CAPTAIN STAG】
寝袋フォルノ
軽量で耐久性に優れたポリエステル素材を使用した、封筒型タイプの春から秋にかけての3シーズン用寝袋です。
寝袋の裏地には肌触りの良いマイクロファイバーを採用しているので、寝袋に入る際に冷たさを感じることはありません。
また、同じモデルの寝袋を購入することで、連結してダブルサイズで使用できるので、小さなお子さんのいるご家庭におすすめです。
重さ | 1.1kg |
---|---|
サイズ | 185×75cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 12℃ |
【Naturehike】
シュラフ
手のひらサイズにコンパクトに収納できる、ツーリングで活躍する封筒型の3シーズン用シュラフです。
生地には撥水加工が施されているので、キャンプでも汚れが付きにくく、使用後のメンテナンスも簡単にできるでしょう。
また、ダブルファスナー仕様となっているので、気温の高い時期には足を寝袋の外に出して体温の調節ができます。
重さ | 082kg |
---|---|
サイズ | 205×85cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 15℃ |
【BUNDOK】
マミー型 シュラフ(BDK-61)
中綿1,540gと保温性に優れた、地域によっては冬にも使用できるマミー型のシュラフです。
コンプレッションベルトがついた収納袋がついているので、寝袋を圧縮しコンパクトに持ち運ぶことができます。
お手入れのしやすいポリエステル素材で、自宅で丸洗いも可能なので、寝袋を清潔に保ちたいという方におすすめです。
重さ | 2.4kg |
---|---|
サイズ | 220×94cm |
素材 | ポリエステル・ナイロン |
快適使用温度 | -2℃ |
【LOGOS】
ウルトラコンパクトシュラフ(72600460)
保温性に優れたダイナファインファイバーを採用した、コンパクトな封筒型の寝袋です。
自宅の洗濯機や乾燥機を使用して、簡単にメンテナンス可能なので、寝袋を清潔な状態で使い続けられます。
ジッパー部分には「エアガードシステム」によって、冷気の侵入を遮断できるので、気温の下がる季節でも安心でしょう。
重さ | 1.4kg |
---|---|
サイズ | 190×80cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 2℃ |
【snow peak】
SSシングル(BD-105GY)
春から秋にかけて3シーズンで使用できる、使い勝手の良いファミリーキャンプにおすすめの封筒型の寝袋です。
収納ケースに寝袋を入れることで、テント内や車内、自宅でクッションとしても活躍します。
また、寝袋の内側にはスマホなどの失くしやすい小物の収納ができる、小型ポケットがついているので便利です。
重さ | 1.7kg |
---|---|
サイズ | 196×78cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 5℃ |
【Snugpak】
マリナー スクエア ライト(SP14639TPC)
春から秋にかけての3シーズンに対応可能な、2つを連結すればダブルサイズでも使用できる封筒型の寝袋です。
中綿には化学繊維を使用しているので、自宅の洗濯機でも丸洗い可能で、使用後のメンテナンスも簡単にできるでしょう。
また、専用のコンプレッションスタッフサックがセットになっているので、コンパクトに持ち運べます。
重さ | 1.75kg |
---|---|
サイズ | 220×80cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | -2℃ |
【ISUKA】
ウルトラライト(105202)
重量630gと超軽量でコンパクトに持ち運びができる、夏の使用におすすめのマミー型のシュラフです。
裏地にはマイクロファイバーを使用しているので肌触りが良く、寝袋に入る際も冷たさを感じないでしょう。
また、足元にゆとりを持たせた台形状となっているので、就寝中に窮屈に感じることがありません。
重さ | 0.63kg |
---|---|
サイズ | 202×80cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 10℃ |
【LOGOS】
抗菌防臭 丸洗いアリーバ(72940162)
頭までしっかりと覆うマミー型で、気温-15℃まで快適に使用できる保温性に優れた寝袋です。
足元は「フットアングルストラクチャー構造」を採用しているので、就寝中も窮屈に感じにくいでしょう。
抗菌防臭加工を施しており、自宅の洗濯機で丸洗い可能なので、寝袋を清潔に保つことができます。
重さ | 2.5kg |
---|---|
サイズ | 220×80cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | -15℃ |
【NANGA】
AURORA 600DX
ナンガ独自の防水透湿素材である「AURORALIGHT」を採用した、コンパクトなマミー型のシュラフです。
ショルダーウォーマーや、頭を包み込む立体的なフードによって、保温性に優れるので冬でも安心して使用できます。
サイズは「ショート」「レギュラー」「ロング」があるので、自分のサイズに合う寝袋が見つかるでしょう。
重さ | 1.25kg |
---|---|
サイズ | 220×80cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | -6℃ |
【mont-bell】
シームレスドライダウンハガー900#3(1121344)
防水透湿性素材を採用しているので、汗をかいても不快感を感じにくいマミー型のシュラフです。
生地には伸縮性のある繊維を使用しているので、マミー型の弱点である就寝時の窮屈さを感じにくいでしょう。
また、スタッフバッグも伸縮性のある素材を使用しているので、スペースに合わせてコンパクトに収納できます。
重さ | 0.58kg |
---|---|
サイズ | 183cm |
素材 | ナイロン |
快適使用温度 | 9℃ |
まとめ
なるべく荷物の軽量化を目指したいツーリングには、コンパクトに収納でき、持ち運びのしやすい寝袋がおすすめです。
気温の下がる季節には保温性に優れた商品を選ぶなど、自分の使用用途に合った適切な寝袋を探してみてください。
ツーリング向けのコンパクト寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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