軽量でコンパクトに収納ができる寝袋は携帯性が高く、持ち運びの機会が多いキャンプや登山で活躍します。
さらに、保温性や耐久性・防水性などの性能が高く、安い価格で購入できるコスパの高い寝袋であれば安心です。
しかし、寝袋はさまざまなブランドから発売されているので、どれを購入すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、安価で購入できるコスパ最強の寝袋を使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 安いコンパクトな寝袋を使うメリット
- 2 安いコンパクトな寝袋を使うデメリット
- 3 安いコンパクトな寝袋の選び方
- 4 安いコンパクトな寝袋おすすめ10選
- 4.1 【BUNDOK】マミー型シュラフ(BDK-61)
- 4.2 【Coleman】エクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(30608walspo-25338)
- 4.3 【Coleman】パフォーマーIII
- 4.4 【snow peak】SSシングル(BD-105GY)
- 4.5 【Snugpak】マリナー マミー ライトジップ(SP92883OL)
- 4.6 【CAPTAIN STAG】マイクロファイバー コンパクト シュラフ(M-3472)
- 4.7 【CAPTAIN STAG】アクティブマミーシュラフ600(M-3439)
- 4.8 【ogawa】コンパクトシュラフUL(1072)
- 4.9 【LOGOS】neos 丸洗いアリーバ(72940310)
- 4.10 【ISUKA】パトロール600
- 5 まとめ
安いコンパクトな寝袋を使うメリット
持ち運びに便利
中綿に軽量な素材を使用したコンパクトな寝袋であれば、容量2Lのペットボトルほどの小さな寝袋も発売されています。
そのような軽量でコンパクトに収納できる寝袋であれば、持ち運びの機会が多いキャンプや登山でも活躍するでしょう。
特に、キャンプ場への移動手段が徒歩やバイク、公共交通機関となる荷物を少なくしたい方におすすめです。
収納時に場所をとらない
中綿にダウンを使用したコンパクトに収納できる寝袋であれば、収納時にも場所をとりません。
荷物をコンパクトにしたい方にはもちろん、自宅の収納スペースや車の積載スペースが狭い方には便利でしょう。
また、寝袋には「マミー型」と「封筒型」の2タイプありますが、マミー型の寝袋はよりコンパクトに収納可能です。
初心者でも購入しやすい
価格の安い寝袋であれば、これからキャンプを始めるという初心者の方でも購入しやすいでしょう。
また、ファミリーキャンプやグループキャンプなどで、人数分の寝袋を用意する必要がある方にもおすすめの商品です。
ただし、商品によっては性能が低い商品もあるので、購入する際は自分の使用用途に合うかしっかりと確認する必要があります。
安いコンパクトな寝袋を使うデメリット
商品によっては性能が低いものもある
価格が安い寝袋を購入する場合は、商品によっては性能が低い商品もあるので注意が必要でしょう。
特に、使用する季節や地域に合った保温性能のある寝袋を購入しなければ、最悪の場合は寒くて眠れないということも。
価格の安い寝袋を購入する際は、寝袋の「快適使用温度」を確認して、適切な商品を選んでください。
軽量でコンパクトなダウン商品は価格が高い
軽量でコンパクトな中綿であるダウン素材の寝袋は、化繊素材の寝袋と比較して価格がやや高い傾向にあります。
そのため、軽量さを重視するのか価格の安さを重視するのかによって、ダウンか化繊のどちらかを選ぶ形になるでしょう。
ただし、化繊素材の寝袋であっても、マミー型の商品であればコンパクトに持ち運べる商品もあるので、チェックしてみてください。
マミー型は窮屈に感じやすい
コンパクトに収納可能なマミー型の寝袋は使用する布が少ない分、就寝時に窮屈に感じる方も多いです。
そのため、キャンプや登山でも、自宅と同じように快適に眠りたいという方には、あまりおすすめできません。
ただし、商品によっては台形型で足元が広く作られている寝袋もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
安いコンパクトな寝袋の選び方
コンパクトさを重視するならマミー型がおすすめ
寝袋の形状は「マミー型」と「封筒型」の2つに分けられるので、自分に合った寝袋を選びましょう。
マミー型
人の形に合わせたミイラ型で、布面積が少ない寝袋です。
保温性が高く、軽量でコンパクトに収納できます。
しかし、就寝時に窮屈で寝心地が悪いと感じる方も多いです。
封筒型
長方形で布団に近い形状の寝袋です。
寝返りが打ちやすく、自宅の布団と同じような感覚で眠れます。
しかし保温性が低く、収納時にもかさばりやすいです。
化学繊維はコスパ抜群
寝袋の中綿には「化学繊維」と「ダウン」の2種類があるので、それぞれの特徴を理解して自分に合った素材を選びましょう。
化学繊維
比較的安い価格で購入できる商品が多く、水濡れなどにも強いのでお手入れが簡単にできます。
ただし、重量が重いので持ち運びには不便でしょう。
ダウン
保温性が高く、軽量でコンパクトに収納できるので持ち運びに便利です。
ただし、価格が高い傾向にあり、水濡れに弱いのでメンテナンスに手間や時間がかかるでしょう。
使用シーンに合わせて快適使用温度をチェック
寝袋は屋外で使用するものなので、使用する地域や季節に合わせた適切な性能を持った寝袋を選ぶ必要があります。
寝袋には快適温度(コンフォート)、下限温度(リミット)、限界温度(エクストリーム)の3つが表示されています。
3つの中でも、女性が快適に眠れ温度を表す「快適使用温度」をチェックすると間違いないでしょう。
一般的には快適使用温度+5℃の気温で使用するとよいと言われているので、購入の際は参考にしてみてください。
自分の体型に合ったサイズを選ぼう
販売されている寝袋はメーカーや商品によって、さまざまなサイズ展開がされています。
最もメジャーなものは、「ロング」「レギュラー」「ショート」の3つのサイズです。
ロングは190cm前後、レギュラーは180cm前後、ショートは165cm前後の身長の方の使用が推奨されています。
自分の体型に合った寝袋を使用することで、保温性の向上や快適な寝心地につながります。
寝袋を購入する際は、ぜひ自分の体型に合ったサイズの商品を選びましょう。
キャンパーに人気の高いおすすめメーカー
キャンパーに人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
コールマン
1901年にアメリカで創業したアウトドアブランドです。
商品の種類が豊富で、初心者向けの価格帯を抑えた商品も発売されています。
キャプテンスタッグ
1976年に日本で立ち上げられたアウトドアブランドです。
キャンプ初心者でも購入しやすいコスパの高さが魅力です。
イスカ
シュラフを専門に生産する、大阪のアウトドアメーカーです。
品質の高さが魅力で、冬キャンプや冬登山でも活躍します。
気になる価格帯をチェック
安くてコンパクトに収納できる寝袋は、5,000円程度から10,000円程度で購入できます。
コンパクトさを重視してダウン商品を購入する場合は、さらに価格は高くなるでしょう。
反対に、携帯性を重視せずに安い商品を選べば、さらに価格の安い寝袋も多く発売されています。
自分に必要な機能を見極めて、適切な価格帯の寝袋を選んでください。
安いコンパクトな寝袋おすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 快適使用温度 |
---|---|---|---|---|
BUNDOK マミー型シュラフ | 2.4kg | 220x90cm | ポリエステル・ナイロン | -4℃ |
Coleman エクストリームウェザーマミースリーピングバッグ | 2.63kg | 208×81cm | ポリエステル | -18℃ |
Coleman パフォーマーIII | 1.4kg | 190×80cm | ポリエステル | 5℃ |
snow peak SSシングル | 1.7kg | 196×78cm | ポリエステル | 5℃ |
Snugpak マリナー マミー ライトジップ | 1.65kg | 220×160cm | ポリエステル | -2℃ |
CAPTAIN STAG マイクロファイバー コンパクト シュラフ | 0.78kg | 190×80cm | ポリエステル | 12℃ |
CAPTAIN STAG アクティブマミーシュラフ600 | 1.1kg | 210×80cm | ポリエステル | 15℃ |
ogawa コンパクトシュラフUL | 0.54kg | 200×70cm | ポリエステル | 15℃ |
LOGOS neos 丸洗いアリーバ | 1.8kg | 80×210cm | ポリエステル | 2℃ |
ISUKA パトロール600 | 1.3kg | 210×85cm | ポリエステル | 2℃ |
【BUNDOK】
マミー型シュラフ(BDK-61)
化学繊維素材の中綿が1540g入り保温性に優れた、気温の低い時期にもおすすめのマミー型シュラフです。
ダブルジッパー仕様となっているので、足元を開けることで窮屈に感じにくく、暑いときは体温調節にも役立ちます。
また、自宅で水洗いできるのでメンテナンスが簡単で、価格も5,000円程度とコスパが高い商品と言えるでしょう。
重さ | 2.4kg |
---|---|
サイズ | 220x90cm |
素材 | ポリエステル・ナイロン |
快適使用温度 | -4℃ |
【Coleman】
エクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(30608walspo-25338)
快適使用温度-18℃以上と保温性に優れ、冬キャンプや冬登山でも活躍するマミー型の寝袋です。
首元と頭部分の2か所にドローコードがついているので、気温が下がる季節でも冷気の侵入を防げます。
また、ダブルジッパーとなっているので、季節の変わり目などの気温の高い季節はジッパーを開けて温度調節が可能です。
重さ | 2.63kg |
---|---|
サイズ | 208×81cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | -18℃ |
【Coleman】
パフォーマーIII
自宅の洗濯機を使って丸洗いができる、メンテナンスに手間や時間がかからない封筒型の寝袋です。
快適使用温度は5℃以上なので、春から秋にかけての3シーズンで使用できる汎用性の高いアイテムです。
また、寝袋の内部には小型ポケットがついているので、紛失しがちなスマホなどの小物の収納にも活躍するでしょう。
重さ | 1.4kg |
---|---|
サイズ | 190×80cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 5℃ |
【snow peak】
SSシングル(BD-105GY)
快適使用温度の5℃以上で、春から秋にかけての3シーズンに活躍する、キャンプ初心者にもおすすめの寝袋です。
専用の収納ケースがセットになっており、寝袋を収納することで自宅や車内でクッションとしても使用できます。
また、同じ寝袋を購入することで2枚の寝袋を連結して使用でき、小さなお子さんのいるファミリーキャンパーにもおすすめです。
重さ | 1.7kg |
---|---|
サイズ | 196×78cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 5℃ |
【Snugpak】
マリナー マミー ライトジップ(SP92883OL)
快適使用温度-2℃以上で、朝晩の冷え込みやすい春や秋で安心して使用できる3シーズン用のマミー型シュラフです。
シュラフの中綿には化学繊維を使用しているので、自宅の洗濯機を使用して簡単に丸洗いできます。
また、ファスナーは生地の噛みこみ防止仕様となっているので、生地に穴を開ける心配もありません。
重さ | 1.65kg |
---|---|
サイズ | 220×160cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | -2℃ |
【CAPTAIN STAG】
マイクロファイバー コンパクト シュラフ(M-3472)
寝袋の中綿に保温性の高いマイクロファイバーを採用した、春から秋にかけての3シーズン向けの寝袋です。
表地に使用しているポリエステル素材は、撥水性や通気性に優れるので、汗をかいても不快感を感じにくいでしょう。
また、同じ製品を購入し、2つの寝袋を連結することでダブルサイズとしても使用でき、ファミリーキャンプにもおすすめです。
重さ | 0.78kg |
---|---|
サイズ | 190×80cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 12℃ |
【CAPTAIN STAG】
アクティブマミーシュラフ600(M-3439)
軽量で耐久性に優れたポリエステル素材を表地に採用した、適用温度5℃~25℃の3シーズン向けマミー型寝袋です。
肩口についた「ショルダーチューブ」やフード部分についたドローコードで、冷気を遮断し保温性を高めます。
また、寝袋内部には小さなポケットがついていて、就寝時に失くしやすいスマホなどの小物の収納に便利です。
重さ | 1.1kg |
---|---|
サイズ | 210×80cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 15℃ |
【ogawa】
コンパクトシュラフUL(1072)
重量540gと超軽量で、500mlペットボトル2本分ほどにコンパクトに収納できる、携帯性に優れたコンパクトな寝袋です。
寝袋の中綿には保温性に優れたマイクロファイバーを採用しているので、肌寒い日にも安心して使用できます。
また、ダブルファスナー仕様となっているので、気温の高い日には足だけを寝袋外に出して、体温を調節できます。
重さ | 0.54kg |
---|---|
サイズ | 200×70cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 15℃ |
【LOGOS】
neos 丸洗いアリーバ(72940310)
自宅やコインランドリーの洗濯機を使用して使用後のメンテナンスができる、3シーズン向けの寝袋です。
ポリエステル素材に撥水加工を施すことで、通気性が高く、水や汚れが付きにくい仕様になっています。
「フットアングルストラクチャー構造」を採用しているので、足元に圧迫感や窮屈さを感じにくいでしょう。
重さ | 1.8kg |
---|---|
サイズ | 80×210cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 2℃ |
【ISUKA】
パトロール600
軽量でコンパクトに収納できるシングル構造で、春から秋にかけての3シーズンで活躍するマミー型の寝袋です。
逆台形形状となっているので足元を窮屈に感じにくく、比較的寝返りなどを打ちやすいでしょう。
ショートモデルの他に、キッズモデルも販売されているので、小さなお子さんのいるご家庭にもおすすめです。
重さ | 1.3kg |
---|---|
サイズ | 210×85cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 2℃ |
まとめ
コンパクトな寝袋は、持ち運びの機会が多いキャンプや登山で活躍します。
さらに、コスパの高い寝袋であれば、キャンプ初心者の方にも購入しやすいでしょう。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用用途に合った寝袋を購入してキャンプを快適に楽しんでください。
安いコンパクトな寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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