Apex Legendsは広大なマップを舞台としたFPSタイトルであり、国内外で人気を博しているゲームです。
FPSは撃ち合いの強さも大事ですが、ゲームプレイで優位性を高められる音が最も重要になります。
しかし、端末のデフォルト品質では音の聞き分けが難しいため、音質全体を高めてくれるサウンドカードを求める方も多いでしょう。
そこで本記事では、Apex Legends向けサウンドカードを紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 Apex Legends向けサウンドカードを使うメリット
- 2 Apex Legends向けサウンドカードを使うデメリット
- 3 Apex Legends向けサウンドカードの選び方
- 4 Apex Legends向けサウンドカードおすすめ10選
- 4.1 【ASUS】Xonar SE
- 4.2 【ASUS】STRIX SOAR
- 4.3 【Creative Media】Sound Blaster Z SE(SB-ZSE)
- 4.4 【Creative Media】Sound BlasterX AE-5(SBX-AE5-BK)
- 4.5 【Xtrfy】SC1(701092)
- 4.6 【HyperX】USB サウンドカード(HX-USCCAMSS-BK)
- 4.7 【EPOS】GSX 300(1000201)
- 4.8 【EPOS】GSX 1000 2nd Edition(1001150)
- 4.9 【Creative Media】Sound BlasterX G6(SBX-G6)
- 4.10 【SteelSeries】Game Dac(61370)
- 5 まとめ
Apex Legends向けサウンドカードを使うメリット
ゲームプレイを有利に進められる
Apex Legendsは広大なマップの中で生存を競い合うゲームですが、近・中距離の撃ち合いが高頻度で発生します。
その際、目で視認した情報だけでなく、足音・リロード音・アビリティ発動音等も相手の位置を掴むための大切な情報です。
そのため、別途でサウンドカードを接続することにより、情報源となる音を聞き分けやすくなり、ゲームプレイを優位に運べます。
イコライザーをカスタマイズできる
イコライザーは帯域別に音の強弱を調節できる機能であり、Apex Legendsにおいても重要な項目です。
しかし、マザーボード内蔵サウンドカードでは大まかな幅でしか調節できないため、細部までこだわることができません。
ですが、別途でゲーム向けサウンドカードを導入することにより、帯域別に細かく調節し、自分好みのサウンドを追求できます。
ノイズを抑えられる
近年登場しているマザーボードはサウンド品質も向上していますが、それでも音質は決して高くいため、ノイズ等が混じってしまいます。
ゲームプレイでは無駄な雑音で重要な音が消えてしまいますし、通話をする際に声にノイズが乗ってしまうのが欠点です。
ですが、サウンドカードは再生時のノイズを軽減しつつ、ボイスチャット中の自分の音声もクリアに表現してくれます。
Apex Legends向けサウンドカードを使うデメリット
サウンドデバイスの性能が求められる
内蔵・外付けサウンドカードを取り付けることにより、音の定位を強化し、ゲームプレイを有利に運べます。
しかし、サウンドカードは万能ではなく、性能を活かすためにはサウンドカードに釣り合う性能を持つサウンドデバイスが必須です。
1~2万円のサウンドカードに対し、千円~2千円程度のヘッドセット等を接続しても受けられる恩恵が低い点には注意です。
コストが掛かる
サウンドカードは雑音を排除しつつ音質を高められるため、有利なゲームプレイ環境を構築できるのが強みです。
しかし、マザーボードよりも品質に優れているぶん相応の導入コストが掛かってしまうため、予算の確保が必須です。
最低限の品質でも5千円前後は必須であり、機能・高品質にこだわる場合は1万円~2万円を超えてくる製品もあります。
ゲーム機対応製品が少ない
Apex LegendsはPCだけでなく、PS4/5・Switchでもリリースされている人気タイトルです。
しかし、サウンドカードはPCにのみ対応した製品が多いため、ゲーム機でプレイされる方向けに販売されていません。
近年ではゲーム機対応製品も増えつつはありますが、選択肢が非常に少ないため、お気に入りを見つけられない可能性もあります。
Apex Legends向けサウンドカードの選び方
タイプで選ぶ
サウンドカードにはPC内部に取り付ける内蔵タイプ、外部からUSB端子等を介して接続する外付けタイプが存在します。
内蔵タイプはPC内部に設置するため、デスク上のスペースを消費しませんが、デスクトップPCにしか取り付けられません。
外付けタイプはUSB等で外部から接続できるため、ノートパソコンでも運用できますが、ややコストが高くなるのが欠点です。
デスクトップ・ノートPCをはじめ予算等を考慮し、製品詳細をチェックして選びましょう。
バーチャルサラウンドの有無で選ぶ
サウンドカードには7.1chバーチャルサラウンド対応/非対応モデルがあり、表現できる音の定位性が違ってきます。
バーチャルサラウンドは疑似的な立体サウンドを表現できるため、前後左右あらゆる角度からの定位性に優れています。
足音・銃声の方向を正確に把握できますが、バーチャルサラウンド対応は価格が高額になる点に注意です。
ご自身の予算を加味し、余裕があるならバーチャルサラウンド対応、コストを抑えるなら非対応で選びましょう。
対応端子で選ぶ
サウンドカードはサウンドデバイスに端子を介して接続できますが、端子の種類はアナログ・デジタルに分けられます。
アナログ端子しか搭載されていない製品もありますし、アナログ・デジタル両方を搭載した製品も存在しています。
PCでApex Legendsをプレイするならアナログ端子のみで問題無いですが、ゲーム機の場合はデジタル端子が必須です。
ご自身のサウンドデバイス対応端子をはじめ、プレイされる端末を考慮し、適した端子に対応した製品を選びましょう。
メーカーで選ぶ
Apex Legendsに最適なサウンドカードは製品数が多く、デバイスメーカーを中心に展開されています。
取り扱うメーカーの多くがゲーミングデバイスメーカーのため、ある程度の知識があるなら迷わずに選ぶのは容易です。
初めての導入で迷った際には、プロゲーマー・ストリーマーの使用率が高いEPOS・SteelSeriesがおすすめです。
しかし、上記メーカーは価格が高いため、予算が限られているなら、低価格で導入しやすい「Asus」も視野に入れましょう。
価格帯で選ぶ
Apex Legends向けサウンドカードはラインナップが豊富であり、5千円前後~2万円越えと価格幅も広めです。
なるべくコストを抑えるなら5千円あたりからの選択になりますが、価格=品質・機能性に比例する点に注意しましょう。
バーチャルサラウンドをはじめ、カズタマイズ性を求める場合、最低でも1万円程度の予算が必須になります。
ご自身の予算を加味しつつ、製品詳細をチェックし、予算内で理想の製品を選択するのが最善です。
Apex Legends向けサウンドカードおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | タイプ | バーチャルサラウンド | 入出力端子 |
---|---|---|---|---|
ASUS Xonar SE | 23.6×16.6×6cm/272g | 内蔵 | 非対応 | アナログ×4/デジタル×1 |
ASUS STRIX SOAR | 19×13×2.2cm/300g | 内蔵 | 対応 | アナログ×5 |
Creative Media Sound Blaster Z SE | 13.6×12.7×2.3cm/208g | 内蔵 | 対応 | アナログ×5/デジタル×2 |
Creative Media Sound BlasterX AE-5 | 14.5×12.8×2cm/215g | 内蔵 | 対応 | アナログ×5/デジタル×1 |
Xtrfy SC1 | 4.6×2.8×1.2cm/18g | 外付け | 非対応 | アナログ×2 |
HyperX USB サウンドカード | 10.2×2.5×2.5cm/56g | 外付け | 対応 | アナログ×1 |
EPOS GSX 300 | 9.1×8.1×4.1cm/160g | 外付け | 対応 | アナログ×2 |
EPOS GSX 1000 2nd Edition | 10×10×2.5cm/220g | 外付け | 対応 | アナログ×3 |
Creative Media Sound BlasterX G6 | 11.1×7×2.4cm/144g | 外付け | 対応 | アナログ×2/デジタル×2 |
SteelSeries Game Dac | 12.7×5.5×4.4cm/155g | 外付け | 対応 | アナログ×4 |
【ASUS】
Xonar SE
マザーボードに設置する内蔵タイプであり、5.1chサウンドで定位性を強化できるサウンドカードです。
116dbでノイズを低減しつつ、最大192hz出力により、あらゆる帯域で高音質を実現しています。
内蔵タイプのため、デスクトップPCでの運用に限られますが、ゲームだけでなく、観賞用途にも最適です。
サイズ/重量 | 23.6×16.6×6cm/272g |
---|---|
タイプ | 内蔵 |
バーチャルサラウンド | 非対応 |
入出力端子 | アナログ×4/デジタル×1 |
【ASUS】
STRIX SOAR
高性能D/Aコンバーターを搭載し、ノイズ軽減レベルを高めており、サウンド品質を高めた内蔵サウンドカードです。
Sonic Studioアプリを活用し、バーチャルサラウンドをはじめ、入出力サウンドを自分好みにカスタマイズできます。
Sonic Rader Proで音の定位性を強化できるため、混戦となる撃ち合いで相手の位置の正確な把握が可能です。
サイズ/重量 | 19×13×2.2cm/300g |
---|---|
タイプ | 内蔵 |
バーチャルサラウンド | 対応 |
入出力端子 | アナログ×6 |
【Creative Media】
Sound Blaster Z SE(SB-ZSE)
ゲームジャンル/タイトル向けにプリセットが構成されており、直感的に最適化できるサウンドカードです。
専用ソフトウェアにより、幅広いカスタマイズが行えるだけでなく、Scout Modeで足音・銃声等の環境音を強化できます。
5.1ch・7.1chバーチャルサラウンドにも対応しており、幅広い用途でパフォーマンスを発揮できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 13.6×12.7×2.3cm/208g |
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タイプ | 内蔵 |
バーチャルサラウンド | 対応 |
入出力端子 | アナログ×5/デジタル×2 |
【Creative Media】
Sound BlasterX AE-5(SBX-AE5-BK)
32bit/384khzにより、各帯域で極上の音質を実現し、32dbでノイズを低減したサウンドカードです。
RGBライティング機能でPC内部に彩りを持たせつつ、専用ソフトウェアで自分好みに幅広くカスタマイズできます。
Scout Modeを活用し、足音・銃声等の環境音における定位性を強化できるため、ゲームプレイを有利に展開できます。
サイズ/重量 | 14.5×12.8×2cm/215g |
---|---|
タイプ | 内蔵 |
バーチャルサラウンド | 対応 |
入出力端子 | アナログ×5/デジタル×1 |
【Xtrfy】
SC1(701092)
USBポートで簡易的に接続可能であり、サウンド品質を強化できる外付けサウンドカードです。
コンパクト+軽量で持ち運びやすく、自宅でセッティングを済ませるだけであらゆるシーンに適応できます。
ソフトウェアが搭載されていないため、細部までカスタマイズできませんが、ゲーミングノートPC等にも適応できる点は魅力です。
サイズ/重量 | 4.6×2.8×1.2cm/18g |
---|---|
タイプ | 外付け |
バーチャルサラウンド | 非対応 |
入出力端子 | アナログ×2 |
【HyperX】
USB サウンドカード(HX-USCCAMSS-BK)
Windows端末だけでなく、PS4にも互換性があり、USB端子で簡単に接続できる外付けサウンドカードです。
コンパクトサイズで持ち運びやすく、場所を選ばずに設置できますし、ボディ部分で直感的なサウンドコントロールが行えます。
入出力端子が少なさが欠点ですが、簡易的にバーチャルサラウンドで定位性を強化できる点が好評です。
サイズ/重量 | 10.2×2.5×2.5cm/56g |
---|---|
タイプ | 外付け |
バーチャルサラウンド | 対応 |
入出力端子 | アナログ×1 |
【EPOS】
GSX 300(1000201)
Windows端末への互換性を持ち、USB端子で簡単に取り付けられる外付けサウンドカードです。
ゲームジャンル別に最適化された7.1chサラウンドプロファイルが用意されており、直感的にサウンドを最適化できます。
同等と配置されたダイヤルでコントロールも簡単ですし、高品質ノイズ除去で明瞭度を高めてくれる点も好評です。
サイズ/重量 | 9.1×8.1×4.1cm/160g |
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タイプ | 外付け |
バーチャルサラウンド | 対応 |
入出力端子 | アナログ×2 |
【EPOS】
GSX 1000 2nd Edition(1001150)
Windows/MacOSへの互換性を持ち、USB端子で簡単に接続できるサウンドカードです。
7.1chバーチャルサラウンドで音の定位性を強化しつつ、マイク音質も高めてくるため、クリアなボイスを相手に届けられます。
用途に合わせた4つのプリセットにより、直感的な最適化が可能ですし、固定機能でプレイ中の意図しない設定変更を防止できます。
サイズ/重量 | 10×10×2.5cm/220g |
---|---|
タイプ | 外付け |
バーチャルサラウンド | 対応 |
入出力端子 | アナログ×3 |
【Creative Media】
Sound BlasterX G6(SBX-G6)
32bit/384khz出力で各帯域の音質強化を可能にしつつ、USB端子で簡易的に接続できる外付けサウンドカードです。
アナログ・デジタル両端子を搭載し、PCをはじめ、PS4/5・Switchのゲームプレイでもパフォーマンスを発揮できます。
Windows端末では詳細なカスタマイズが可能ですし、ゲーム機でもScout Modeで定位感を強化できる点が好評です。
サイズ/重量 | 11.1×7×2.4cm/144g |
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タイプ | 外付け |
バーチャルサラウンド | 対応 |
入出力端子 | アナログ×2/デジタル×2 |
【SteelSeries】
Game Dac(61370)
USB端子でWindows端末に接続可能であり、有機ELディスプレイを表面に配置したサウンドカードです。
ゲーム・ボイスサウンドの音量調節をはじめ、イコライザー設定を単体で直感的に行えます。
バーチャルサラウンドによる定位性の強化だけでなく、ハイレゾ音質で観賞用でもパフォーマンスを発揮できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 12.7×5.5×4.4cm/155g |
---|---|
タイプ | 外付け |
バーチャルサラウンド | 対応 |
入出力端子 | アナログ×4 |
まとめ
サウンドカードは音質・定位性を強化してくれるため、Apex Legendsを有利にプレイできる環境が整えられます。
使用端末・デバイスに適した製品選びで迷うこともあると思いますが、本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
Apex Legends向けサウンドカードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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