デスクトップ・ノートパソコンはあらゆる用途に適応し、パフォーマンスを発揮できる端末です。
しかし、内部からのストレージ容量の拡張は知識が必要になるため、外付けSSDを検討される方も多いと思います。
外付けSSDを扱うメーカーは多いですが、中でも容量・パフォーマンスで優れたサンディスク製品が気になる方もいるでしょう。
そこで本記事では、サンディスク外付けSSD製品を紹介し、使用時のメリットデメリット・選び方を解説します。
サンディスクの外付けSSDを使うメリット
ストレージ容量ラクに拡張できる
ノートパソコン・タブレット端末等はスペック・携帯性に優れていますが、初期搭載されたストレージ容量からの拡張は不可能です。
デスクトップPCの場合、スロットに空きがあれば拡張は可能ですが、知識が必要なため、故障のリスクが伴います。
ですが、外付けSSDはUSBポートに接続するだけで済むため、故障のリスクが無く、簡単に増設できます。
容量の選択肢が豊富
サンディスク製外付けSSDは製品数は限られますが、製品別で500GB~2TB・4TBと豊富な選択肢が展開されています。
容量次第で高額なコストは掛かりますが、ゲームファイル・動画・ビジネス文書など、扱うファイルで容量選択が可能です。
ご自身の用途・環境を見極める必要があるものの、自分に適した容量を選択しやすく、製品選びでの失敗を回避できます。
パフォーマンスが高い
サンディスクは近年登場したメーカーながらも高いユーザー人気を獲得しており、各製品が高く評価されています。
評価されている最大のポイントですが、各製品が転送速度・接続規格で優れており、快適な環境を構築できるという点です。
大容量ファイルもスムーズに転送できますし、耐久力も考慮されており、安全に大切なファイルを管理できます。
携帯性に優れている
外付けSSDはUSBポートに接続し、ラクにストレージ容量の増設が可能であり、スムーズなデータ転送が行えるのが強みです。
ノートパソコン・タブレット端末など、内部から拡張できない端末にも運用できるようにコンパクトに設計されています。
ポータブルSSDで設計されているので片手でラクに持ち運べますし、端末とセットでもかさばらず、負担が掛かる心配もありません。
サンディスクの外付けSSDを使うデメリット
コストが掛かる
サンディスク製外付けSSDは容量の選択肢が幅広く、優れたパフォーマンスでデータを転送できるのが魅力です。
容量不足に陥る心配も無く、スムーズなデータ転送で時間を削減できますが、性能の比例して製品価格も高めです。
500GBでも1万円以上を軽く超えてきますし、2TB以上の製品は3万円~5万円ほどのコストが掛かる点に注意しましょう。
製品数が少ない
サンディスクは外付けSSDが高く評価されているメーカーであり、製品別で容量を選択しやすいのが強みです。
しかし、容量の選択肢は多いですが、製品数自体が多いわけでは無いため、好みの製品が見つからない可能性もあります。
パフォーマンスも他製品と比べると平均より高めですが、突出して優れた製品が展開されているわけでは無い点に注意です。
サンディスクの外付けSSDの選び方
容量で選ぶ
サンディスク製外付けSSDは製品数こそ限られますが、500GB~4TBと幅広い容量で展開されています。
フルHD動画・ビジネスファイル程度であれば容量を消費しないため、500GBでも容量不足に陥る心配はありません。
ですが、単体容量が大きいゲーム・高解像度動画を扱う場合、容量不足が懸念点となるため、1TB~4TBからの選択が必須です。
容量に比例して製品価格が高騰する点には注意しつつ、ご自身の扱うファイル量を考慮し、充分な容量を持つ製品を選びましょう。
転送速度で選ぶ
サンディスク製外付けSSDは転送速度に優れた製品が多めですが、500MB/秒~2,000MB/秒と幅広く登場しています。
転送速度は1秒間に転送できる最大容量を表しており、数値が大きいほどに転送速度は速くなります。
転送速度は速いに越したことはありませんが、速いほどに若干ながらも製品価格が高騰する点には要注意です。
ご自身の予算を加味しつつ、手が届く範囲で理想の転送速度を実現した製品を選択しましょう。
接続規格で選ぶ
サンディスク製外付けSSDに採用される接続規格ですが、USB 3.1~3.2規格が主流です。
接続規格によって端末との接続速度が違っており、接続速度が速いほどに遅延の無い安定した接続が行えます。
しかし、接続速度の数値に比例し、製品価格も高騰する傾向にあるため、予算に限りがある方は要注意です。
パフォーマンスを重視するならUSB 3.2、限られた予算で探すならUSB 3.1採用製品を選びましょう。
価格帯で選ぶ
サンディスク製外付けSSDは製品数に限りはありますが、1万円台~5万円前後と幅広い価格帯で展開されています。
なるべくコストを抑えるなら1万円台からの選択になりますが、価格=容量等に比例するため、最低限の性能になる点に注意です。
容量・転送速度等にこだわる場合、最低でも2万円前後のコストが掛かりますし、上位モデルだと3万円以上の予算が必須です。
ご自身の予算に限りがあるなら1万円台から、予算を気にせずにパフォーマンスを求めるなら2万円以上の製品を選びましょう。
サンディスクの外付けSSDおすすめ5選
製品名 | サイズ/重量 | 容量 | 転送速度 | 接続規格 |
---|---|---|---|---|
G-DRIVE SSD | 9.5×5×1.5cm/208g | 500GB | 1050MB/秒 | USB 3.1 |
Extreme 900 | 13×8.8×1.7cm/164g | 960GB | 850MB/秒 | USB 3.1 |
エクストリーム | 10.1×5.3×0.9cm/52g | 1TB | 1050MB/秒 | USB 3.1 |
エクストリーム プロ | 11×5.7×1cm/78g | 2TB | 2000MB/秒 | USB 3.2 |
エクストリーム ポータブルSSD | 10.1×5.3×0.9cm/52g | 4TB | 1050MB/秒 | USB 3.1 |
【SanDisk】
G-DRIVE SSD(SDPS11A-500G-GBANB)
Type-A/Type-C両端子を搭載し、アルミニウムボディでスタイリッシュに仕上げた外付けSSDです。
防滴・防塵・耐衝撃性に優れており、物的故障から確実に保護できますし、コンパクトサイズであらゆるシーンに持ち出せます。
最大10Gbps接続+1,050MB/秒により、ファイル容量を問わず、スムーズな転送が行える点も魅力です。
サイズ/重量 | 9.5×5×1.5cm/208g |
---|---|
容量 | 500GB |
転送速度 | 1,050MB/秒 |
接続規格 | USB 3.1 |
【SanDisk】
Extreme 900(SDSSDEX2-960G-J25)
頑丈なゴム製バンパーで耐久力を高めつつ、ポケットサイズで優れた携帯性を実現した外付けSSDです。
Type-A/Type-C端子で幅広い互換性を持ち、セキュリティ機能付きで大切なデータを安全に保護できます。
1TBの容量が搭載されているため、余程大きなファイルでも扱わない限り、容量不足に陥る心配もありません。
サイズ/重量 | 13×8.8×1.7cm/164g |
---|---|
容量 | 960GB |
転送速度 | 850MB/秒 |
接続規格 | USB 3.1 |
【SanDisk】
エクストリーム(SDSSDE61-1T00-GH25)
Type-A/Type-C端子を搭載し、PC端末をはじめ、タブレット端末への互換性を持つ外付けSSDです。
2mからの落下テストにクリアした耐久力を備えており、コンパクトサイズで安全にデータを管理できます。
パスワードロック付きセキュリティソフトが付属されており、大切なデータが悪用される心配もありません。
サイズ/重量 | 10.1×5.3×0.9cm/52g |
---|---|
容量 | 1TB |
転送速度 | 1,050MB/秒 |
接続規格 | USB 3.1 |
【SanDisk】
エクストリーム プロ(SDSSDE81-2T00-GH25)
2TB大容量を搭載し、パスワードロック機能に対応しており、安全にデータを管理できる外付けSSDです。
最大20Gbps+2,000MB/秒により、容量が大きなゲームファイル・高解像度動画もスムーズに転送できます。
コンパクトサイズ+軽量で持ち運びやすく、防滴・防塵・耐衝撃と抜群の耐久性を備えている点もおすすめです。
サイズ/重量 | 11×5.7×1cm/78g |
---|---|
容量 | 2TB |
転送速度 | 2,000MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
【SanDisk】
エクストリーム ポータブルSSD(SDSSDE61-4T00-G25B)
コンパクト+軽量で携帯性を高めつつ、2色のブルーカラーから選択できる外付けSSDです。
セキュリティロック機能で大切なデータが盗難される心配も無く、専用アプリでファイル・容量を管理できます。
最大10Gbps+1,050MB/秒により、ゲームファイル等の大容量データもストレス無く転送可能です。
サイズ/重量 | 10.1×5.3×0.9cm/52g |
---|---|
容量 | 4TB |
転送速度 | 1,050MB/秒 |
接続規格 | USB 3.1 |
まとめ
サンディスク製外付けSSDは製品数こそ限られてきますが、用途に合わせて容量を自由に選択できます。
パフォーマンスに優れている分、相応の予算が必要になる点には注意し、迷った際には本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
サンディスクの外付けSSDの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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