調光レンズのロードバイク向けサングラスおすすめ10選！昼夜兼用のモデルを紹介！

ロードバイクに乗る時には、太陽光の眩しさを防ぐだけでなく、風による目の渇きや虫や砂などの異物から目を守るためにも、サングラスが必須です。

昼も夜もロードバイクに乗る方には、受ける紫外線によって明るさが変わる「調光レンズ」を使っているサングラスがおすすめです。

この記事では、昼夜兼用可能なサングラスをお探しの方に向け、調光サングラスのメリットとデメリット、そして選び方のポイントを解説します。

記事の最後には、おすすめの調光サングラス10選もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

1 調光レンズのロードバイク向けサングラスを使うメリット
- 1.1 1本のサングラスで昼夜兼用できる
- 1.2 日差しを遮る森の中でも活躍する
2 調光レンズのロードバイク向けサングラスを使うデメリット
3 調光レンズのロードバイク向けサングラスの選び方
4 調光レンズのロードバイク向けサングラスおすすめ10選
5 まとめ

調光レンズのロードバイク向けサングラスを使うメリット

1本のサングラスで昼夜兼用できる

ロードバイクにおいては、夜明け前や日没後の走行であっても、目を保護するためにサングラスは必須アイテムです。

昼間には暗めのサングラス、夜間には透明に近いサングラスが最適ですが、サングラスを2本持ちながらのサイクリングは現実的ではありません。

調光レンズを搭載したサングラスであれば、時間の経過に伴う紫外線量の変化によってレンズの明るさが最適化されるため、1本のサングラスで昼夜兼用できます。

日差しを遮る森の中でも活躍する

昼間のライドであっても、ロングライドで向かう自然環境には木が生い茂っており、太陽光が遮られていることもありますよね。

日差しの届かない深い森の中でも、調光タイプのサングラスであれば自動的に適切な明るさになります。

明るい市街地であっても、ゲリラ豪雨などで急に暗くなった時に調光機能が活躍します。

調光レンズのロードバイク向けサングラスを使うデメリット

経年により調光機能が落ちる

レンズを透過する光の割合を示す「可視光線透過率」を上下させる調光機能によって、レンズの明るさを変化させるのが調光サングラスです。

サングラスの使用頻度や保管方法によって異なりますが、この調光機能は一般的に2〜4年程度で低下していきます。

調光機能が落ちるとレンズがクリアになりにくくなるため、暗い場所での走行に支障が出てしまいます。

急に暗くなるトンネルに注意

調光レンズの調光機能は、周囲の環境に合わせて少しずつ変化していくものです。

明るい場所から一気に暗くなるような極端な環境の変化の場合、レンズの色が完全に変化するまで数十秒〜数分程度必要になります。

ですので、急に暗くなるトンネルに入った時には、安全に走行するためにも適宜サングラスを外すようにしましょう。

朝日や夕日に弱い

調光レンズは、レンズに受ける紫外線の量によって明るさを変えるというメカニズムです。

そのため、紫外線が弱い朝日や夕日ではレンズがあまり暗くならず、眩しさを覚えてしまう恐れがあります。

日が低いうちの眩しさを緩和するために、ツバのついたサイクルキャップの活用がおすすめです。

調光レンズのロードバイク向けサングラスの選び方

調光機能を確認する

昼夜兼用で快適にサングラスを使うためには、調光機能をあらかじめ確認することが大切です。

調光レンズの明るさを確認する時には、スペック表の可視光線透過率を確認しましょう。

可視光線透過率はパーセントで表記され、数字が小さいほど光を通さず、大きいほど光を通すことを意味します。

目安としては、可視光線透過率が20~70%前後に調光できると昼夜使いやすいサングラスと言えるでしょう。

UVカット機能を確認する

目に長時間紫外線を受け続けると、目だけでなく身体全体への疲労感に繋がってしまいます。

紫外線から目を守るためには、単にレンズに色味があるだけでなく、UVカット機能が備わっている必要があります。

サングラスの中には、色味がついているだけでUVカット機能がないものも販売されていますので、あらかじめ確認が必要です。

フィット性が高いものを選ぶ

ロードバイク走行中は、身体の動きや地面から受ける振動によって、サングラスがズレやすい環境にあります。

サングラスがズレる度にハンドルから手を離して調整するのは面倒ですし、何より手放し状態は危険です。

ズレにくいフィット感を実現するためには、顔の形に合わせてノーズパッドやテンプルを自由に調整できるモデルがおすすめです。

レンズの素材をチェック

ファッション用のサングラスの多くは、平たいガラスレンズが使われています。

一方ロードバイクの場合、レンズが破損すると目に重大なダメージを与える恐れがあるため、柔らかい素材が使われているものが最適です。

一般的にスポーツサングラスは、衝撃を受けることを想定し柔らかいレンズが使われていますので、ロードバイク向け、またスポーツ向けサングラスを選べば安心です。

視界を邪魔しないものを選ぶ

ロードバイクは高速で走行するため、安全を確保するためにしっかりと周囲を確認しなければなりません。

前傾姿勢で上目遣いの形になるため、サングラスのフレームが視界に入ることが気になるという方も多いでしょう。

最近のロードバイク向けサングラスの中には、フルフレームレスモデルや、上部のみフレームレスにしたモデルも販売されており、視界を妨げないため人気です。

デザインをチェック

サングラスはローディにとっての顔となりますので、デザイン性は機能性と同じぐらい重要と言えます。

サングラスのデザインはフレームカラーやフレームの形状、レンズの形などさまざまな要素で構成されています。

最近のロードバイク業界では、存在感のある大きめのレンズを使っているサングラスが人気です。

メーカーから選ぶ

ロードバイク用のサングラスを選ぶ際には、プロも使用する有名メーカーから選ぶのがおすすめです。

ロードバイク向けのおすすめのサングラスメーカーは、言わずと知れた「オークリー」や、「ルディプロジェクト」「SWANS」「POC」などさまざまな選択肢があります。

また、ヘルメットで有名な国内メーカー「OGKカブト」もロードバイク向けのサングラスを展開しています。

これらの有名メーカーは、品質の高さはもちろんのこと、デザイン性も高く周囲の目を引くこと間違い無しです。

調光サングラスの価格帯

調光サングラスは、ロードバイク向けの有名メーカーであれば1万円〜3万円前後と比較的高額な商品です。

予算が限られているという方は、少しメーカーのランクを落とせば3,000円〜1万円程度でも購入可能です。

ロードバイク向け調光サングラスはライド時に常に身につけるものですので、できる限り予算を確保し、いい商品を購入することをおすすめします。

調光レンズのロードバイク向けサングラスおすすめ10選

メーカー・製品名	可視光線透過率	UVカット性能	その他機能
OGKカブトスポーツサングラス/アイウエア 122PH	65%〜13%	有り（99.9%以上）	撥水・防曇
OGKカブトスポーツサングラス/アイウエア 101PH	81%〜17%	有り（99.9%以上）	撥水・虹ムラ低減コート
OGKカブトアイウエア 301DPH	81%〜17%	有り（99.9%以上）	防曇コーティング
SWANS ストリックスディーエー	88%〜17%	有り（99.9%以上）	レンズ交換・ノーズパッド調整可能
SWANS イーノックスエイト	88%〜17%	有り（99.9%以上）	ノーズ調整可能・ノンスリップテンプル
オークリー EVゼロパス	ミニマム23%	有り（99.9%以上）	耐衝撃性
RUDY PROJECT ライドン	記載無し	有り	アジャスタブルノーズピース・テンプル・耐衝撃性
RUDY PROJECT シントリクス	記載無し	有り	アジャスタブルノーズパッド・テンプル・レンズ交換システム
ロックブロススポーツサングラス調光サングラス	記載無し	有り（99%以上）	度付きレンズ対応
ウベックス sportstyle 231 2.0 V	81%〜11%	有り（99.9%以上）	撥水加工

【OGKカブト】
スポーツサングラス/アイウエア 122PH

ヘルメットで有名なOGKカブトの122PHは、ユーティリティレンズを目指して開発された、撥水防曇と調光機能を持つミラーモデルです。

OGKカブトのアイウェアは、全てのレンズにおいて紫外線透過率0.1%以下と高いUVカット機能を持たせています。

ロードバイクにおける安全性にも配慮し、耐熱性や耐衝撃性に優れたポリカーボネイト製のレンズを採用しています。

可視光線透過率	65%〜13%
UVカット性能	有り（99.9%以上）
その他機能	撥水・防曇

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【OGKカブト】
スポーツサングラス/アイウエア 101PH

OGKカブトの101PHは、可視光線透過率が81%から17%と広い調光幅と、従来のモデルと比べて調光速度を高めた高機能サングラスです。

フレームには、軽く耐衝撃性に優れた超弾性樹脂を採用しており、付け心地や安全性にもこだわっています。

6色ラインナップする別売りのテンプルパッドを付け替えることで、カラーカスタムを楽しむこともできます。

可視光線透過率	81%〜17%
UVカット性能	有り（99.9%以上）
その他機能	撥水・虹ムラ低減コート

公式HPはこちら

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【OGKカブト】
アイウエア 301DPH

301シリーズのDOCKレンズという、顔のサイドまで覆う特徴的なデザインにより、光の侵入をブロックし目の保護性能を高めたアイウェアです。

度付きレンズへの交換も比較的容易なモデルですので、眼鏡専門店への相談が必須になるものの、度付きサングラスをお求めの方におすすめです。

日本人の頭を知り尽くしたOGKカブトならではのJAPAN FITモデルで、長時間の装着による頭痛や不快感を大幅に抑えています。

可視光線透過率	81%〜17%
UVカット性能	有り（99.9%以上）
その他機能	防曇コーティング

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【SWANS】
ストリックスディーエー（STX DA-0066）

SWANSは、日本製の高品質なスポーツアイウェアを展開する人気メーカーです。

モデル名のDAは出発と到着を意味し、調光レンズでスタートからゴールまで昼夜問わずお使いいただけるサングラスであることを表します。

テンプルは硬い素材と柔らかい素材を組み合わせた新しい構造で、頭部を締め付けずにズレないという、高い装着感を生み出します。

可視光線透過率	88%〜17%
UVカット性能	有り（99.9%以上）
その他機能	レンズ交換・ノーズパッド調整可能

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【SWANS】
イーノックスエイト（‎EN8-0066_BK）

上下にフレームがないリムレスレンズにより、広範囲の視界を確保できるSWANSの調光サングラスです。

特徴的なデザインである上下に分かれるツイストテンプルは、それぞれがフレキシブルに動き個人ごとの頭の形状にフィットします。

走行中の振動や身体の動きによって生じやすいサングラスのズレを防ぐために、テンプルの内側にノンスリップラバーを採用しています。

可視光線透過率	88%〜17%
UVカット性能	有り（99.9%以上）
その他機能	ノーズ調整可能・ノンスリップテンプル

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【オークリー】
EVゼロパス（OO9313-06）

あらゆるスポーツに最適なアイウェアを展開する、世界的に有名なOakley（オークリー）の調光レンズモデルです。

EVゼロパスはオークリーの数あるサングラスの中でも最軽量なパフォーマンスフレームで、ロードバイクはもちろんマルチに活躍するサングラスです。

フレームレス構造になっているため、従来モデルから変更していただくと一気に視界が開ける感覚を味わえるでしょう。

可視光線透過率	ミニマム23%
UVカット性能	有り（99.9%以上）
その他機能	耐衝撃性

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【‎RUDY PROJECT】
ライドン（‎SN797867NNZ8）

ライドンはRUDY PROJECTの伝統的なモデルで、エルゴノミクスを考え抜かれて作られた万能スポーツサングラスです。

テンプルは自由に調整可能なため、個人ごとの頭の形や、好みの締め心地に合わせられます。

フレームのみならず調光レンズもカラーバリエーションがとても豊富なため、好みのデザインからお選びいただけるのも人気ポイントの一つです。

可視光線透過率	記載無し
UVカット性能	有り
その他機能	アジャスタブルノーズピース・テンプル・耐衝撃性

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【RUDY PROJECT】
シントリクス（SP497345-0000）

シントリクスは、眼の周囲を覆うことで安全性を向上させ、新しいレンズ交換システム「プッシュリリースシステム」などの最先端技術を投入したモデルです。

360度全方向に変えられるテンプルに加え、調整可能なノーズピースによりさまざまな顔面形状に適合します。

ルディ独自の機構によって、テンプルやノーズパッドは後から交換することも可能です。

可視光線透過率	記載無し
UVカット性能	有り
その他機能	アジャスタブルノーズパッド・テンプル・レンズ交換システム