アウトドアブームもあり、家族で山登りを楽しむ姿が見られますが、必需品なのが登山ヘルメットです。
転倒や滑落だけでなく、落石などの災害からも身を守る為に必要ですが、被らない時の収納などに困る場面があります。
そこで、最近人気なのが、折りたたみ可能な登山ヘルメットです。
ですが「強度は大丈夫なのか」など、気になる点は多いと思います。
今回は、折りたたみ可能な登山ヘルメットの中から、おすすめ商品を紹介しますので参考にしてみてください。
目次
折りたたみ可能な登山ヘルメットの安全性は?
結論からお伝えすると、折りたたみ可能なヘルメットの商品の中にも安全性に優れたヘルメットはあります。
折りたたみヘルメットと聞くと、どうしても耐久性が気になるのではないでしょうか。
もちろん、安全面に不安がある商品が存在していることは、確かですが、きちんと安全性が保障された商品もあります。
独自に安全性能の基準を設けて、テストをしているメーカーが増えてきています。
ザックに収納できる
折りたたみ可能なヘルメットの最大の利点は、折りたため、ザックに収納しやすいところです。
収納しやすいことによって、パッキングがスムーズに行えます。
また、コンパクトにできることで、他の積載のスペースを確保することができ、非常に便利です。
保管時に場所をとらない
折りたたみ可能ヘルメットは、登山をしないときの保管時に場所をとりません。
登山用ヘルメットは、登山時には頼もしいアイテムですが、家庭にいくつも持っている家は、保管場所に困る場合があります。
折りたたみ可能ヘルメットであれば重ねることもできますし、とりあえず持っていこうと思ったときに、スペースをとりません。
折りたたみ可能な登山ヘルメットを使うデメリット
本格的に登山をする時
もともと登山用ヘルメットは、3,000m級の山を登ったり、クライミング時に使用することを目的につくられました。
もちろん、クライミングなどに使用しても問題ない商品がありますが、用途にあっているか注意しましょう。
初心者の低山などが目的の方は、とりあえず1個安価な商品を購入するといいでしょう。
商品数がすくない
普通の登山ヘルメットに比べ、とても商品数が少なく登山専門ではなく、サイクリングや防災との兼用で登山が表記されている場合があります。
素材や強度など登山で使用しても問題ない商品がありますので、しっかり説明をよみましょう。
ただ、折りたたみ可能ヘルメットを、取り扱っているショップでも在庫がすくない場合があるので注意が必要です。
折りたたみ可能な登山ヘルメットの選び方
安全基準を満たしているかで選ぶ
登山用ヘルメットには、安全基準規格が2種類あります。
国際山岳連盟の規格の「UIAA規格」とヨーロッパ規格の「EN規格」です。
折りたたみ可能ヘルメットを購入の際は、この規格のいずれか、もしくは両方満たしている商品で決めるのがおすすめです。
メーカ・ブランドで選ぶ
折りたたみ可能の登山ヘルメットは最近、有名メーカーからも商品が発売されています。
登山アイテムを購入する際は、やはり自分の好きなメーカーで選ぶのは大事です。
所有欲も満たされますし、なにより登山に行くのが楽しくなります。
価格で選ぶ
価格ですが、高い商品であれば2万をこえるものがありますが、安いものですと4千円代から購入可能です。
もちろん価格によって、性能の違いがでてきます。
ですが、ハイキングで使うためや、それなりに高い山に登る時に使用するなど、用途に見合った価格の商品を購入することをおすすめします。
折りたたみ可能な登山ヘルメットおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
EDELRID マデューロ ER72031 | 約380g | フリー | ABSプラスチック樹脂 |
DICプラスチック IZONO2 AA21-W KP | 480g | フリー | ABS |
Overade ヘルメット折り畳み式 | 440g‐490g | S-XL | ABS.発砲スチロール |
rinproject カスク 牛革 No.4002 | 120g | M | 牛革.ウレタン |
EnergyPower レジャー用折りたたみヘルメット | 450g | フリー | ポリカーボネート |
Hanaroze ヘルメット フルフェイスヘルメット | 340g | M | ポリカーボネート |
TOYO SAFETY ブルーム No.100 | 540g | フリー | ポリエステル |
株式会社イエロー タタメットズキン3 | 320g | フリー | ポリプロピレン.布 |
Bringer 折りたたみヘルメット | 390g | M | プラスチック |
ミドリ安全株式会社 フラットメット2 TSC-10N | 420g | フリー | ポリカーボネート |
【EDELRID】
マディーロ(ER72031)
EDELRIDはドイツの老舗メーカーで、もともとクライミングロープが有名です。
安全規格は折りたたみ可能の登山専門ヘルメットとしては、唯一UIAA規格、EN規格ともに満たしています。
このカテゴリーでは一番価格が高いですが、それに見合った性能に満足できる商品です。
重さ | 約380g |
---|---|
サイズ | フリー(頭囲52~62㎝) |
素材 | ABS |
【DICプラスチック 】
IZONO2 (AA21-W KP)
この製品の特長は、折りたたんだ時に、薄い板状になりますので家の中や、倉庫では重ねて置くことが可能です。
また、持ち運ぶときにリュックの背面部分に収納すると安定します。
重量は、他の折りたたみ可能なヘルメットよりは少し重いですが、頭を全面的に保護してくれる作りになっていますので、安心して被ることができます。
重さ | 480g |
---|---|
サイズ | フリー |
素材 | ABS |
【Overade】
ヘルメット折り畳み式
折りたたむと、手のひらに収まるサイズになるのが特徴の、フランス生まれのヘルメットです。
デザイン性も高く、今までいくつかの賞を受賞していますし、ブラックのカラーも非常にクールに感じます。
また、14個もの通気孔があり蒸れにくい作りになっています。
実用性にも優れている商品で、見た目と性能のバランスが良い商品です。
重さ | S.M440g L.XL490g |
---|---|
サイズ | S-XL |
素材 | ABS.発砲スチロール |
【rinproject】
カスク 牛革(No.4002)
重量は120gと、この中で一番軽量の折りたたみ可能なヘルメットです。
素材が牛革を使っていますし、あくまでもハイキングが主体の延長で低山を登るときに、使用したいという方にはピッタリのヘルメットです。
素材が柔らかいですから、収納時のポジションも気になりません、またデザインもおしゃれで、所有欲を満たすことができる商品です。
重さ | 120g |
---|---|
サイズ | M |
素材 | 牛革.ウレタン |
【Energypower】
レジャー用折りたたみ式ヘルメット
小さなお子さんにおすすめな商品です。
折りたたむときには、左右真ん中の3分割されており、被らないときは、ワンタッチで両サイドが、真ん中の内側に収納される作りになっています。
また、ヘルメット内のパッドは取り外して、洗うこともでき、お子さんが汗をかくのも心配しないで見守ることができます。
重さ | 450g |
---|---|
サイズ | フリー |
素材 | ポリカーボネート |
【Hanaroze】
ヘルメット フルフェイスヘルメット
見た目に特徴がある作りになっているヘルメットで、クライミングをする方におすすめです。
クライミングをする際に気になるのが通気性ですが、途中で汗を拭くことが難しい状況下において、こちらの製品は通気性は抜群です。
見た目以上に、高い剛性をもった作りになっていますし、コンパクトにももちろん折りたたむことができます。
重さ | 340g |
---|---|
サイズ | M |
素材 | ポリカーボネート |
【TOYO SAFETY】
ブルーム (No.100)
低価格の折りたたみ可能な登山ヘルメットをお探しの方にはピッタリの商品です。
防災用にも紹介されているこの商品は値段は、3千円代から購入することができます。
TOYO SAFETYは工事用ヘルメットの製造もしており、安全に信頼がおけるメーカーです。
とりあえず、折りたたみヘルメットを1個持っておきたい方はコスパの面で価値ある商品です。
重さ | 540g |
---|---|
サイズ | フリー |
素材 | ポリエステル |
【株式会社イエロー】
タタメットズキン3
こちらの商品は、お子さんや登山初心者の方に非常に良いヘルメットです。
特徴の一つにヘルメットの後頭部面に頭巾が下がっていて、登山時日光や虫から、後首を守ってくれます。
サイズも47cm~60cmまで調整可能で、重量も軽いですから、幅広い方に対応できる折りたたみ可能な登山用ヘルメットになっています。
重さ | 320g |
---|---|
サイズ | フリー |
素材 | ポリプロピレン.布 |
【Bringer】
折りたたみヘルメット
もともとは自転車や乗り物向けに作られた、折りたたみ可能なヘルメットです。
今回登山用ヘルメットに選んだ理由は、ヘルメットの後方にLEDライトがついてある点です。
コンパクトにする際も、元からライトが搭載された前提ですので、スムーズに折りたたむことができます。
重さ | 390g |
---|---|
サイズ | M |
素材 | プラスチック |
【ミドリ安全株式会社】
フラットメット2(TNC-10N)
こちらの製品は非常に薄くコンパクトにたたむことができ、職場や自宅の棚などに立てて収納することができます。
また、ランドセルやトートバッグなどに収まるサイズで作られていますので、普段は、防災用に備えて置き、休日は、登山用に使用すると便利です。
いつも、そばに置いておける商品ですので、いざ使う時も安心感があります。
重さ | 420g |
---|---|
サイズ | フリー |
素材 | ポリカーボネート |
まとめ
コンパクトにして持ち運べたり保管ができるというのが、折りたたみ可能な登山ヘルメットの利点です。
材質や重さなど商品によって違いますし、価格も気になるところだと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
折りたたみ可能な登山ヘルメットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方