作業効率やゲーム向けなど、パソコンのモニターを選ぶ際にチェックすべき点が様々あります。
特に悩むのはサイズで、作業領域を広げるのであれば大きめ、視認性を高めるのであれば小さめを選ぶのがおすすめです。
人によっては、徹底的に大きなモニターで映画や映像を楽しみたい人も居るでしょう。
そこで本記事では、特に大型である50インチで且つ4Kの高解像度のモニターについて、メリットやデメリットを紹介します。
最後には、おすすめのモニターも紹介していますので、参考にしてみてください。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
50インチの4Kモニターを使うメリット
50インチの4Kモニターを使うメリットは次のとおりです。
- 超大画面で超高解像度の映像美を楽しめる
- 作業領域が広がる
超大画面で超高解像度の映像美を楽しめる
50インチの4Kモニターを使ううえで最大のメリットは、やはり大きな画面で超高解像度の映像美を楽しめることです。
普段から映画や動画を楽しんでいる人にとっては、圧倒的な没入感や迫力を体感できるため、選択肢に入ってくるでしょう。
また、小さいモニターでも4Kモデルはありますが、超高解像度を活かすのであれば大きいモニターがおすすめです。
作業領域が広がる
50インチの大きなモニターであれば、複数のウィンドウやアプリを並べて展開することが可能なので、作業領域が広がります。
普段から自宅で仕事やクリエイティブな作業をしている人にピッタリで、デバイスで効率をアップさせたい人におすすめです。
50インチの4Kモニターを使うデメリット
一方でデメリットは次のとおりです。
- 置き場所に困る
- 場合によってはテレビを買うほうがいい
置き場所に困る
50インチとなると、縦も横も相当な大きさになるため、デスクの上に置くのはほぼ不可能です。
モデルによってはVESAマウントに対応しているため、壁掛けやスタンドなどを利用してデスク以外の場所に設置するといいでしょう。
また、モニターとの距離によっては非常に視認性が悪く、見づらくなるため注意が必要です。
場合によってはテレビを買うほうがいい
50インチのモニターと50インチのテレビは、実はそこまで大きな価格差がありません。
機能的にはテレビでも問題なく、テレビにHDMI接続をすればパソコンの画面も映せるため、場合によってはモニターよりテレビを購入するほうがいいでしょう。
モニターの方がいい場合については、余計な機能が付いていなかったり、接続方法がシンプルである点が挙げられます。
そのため、購入前にモニターとテレビ、どちらがご自身の使用方法に合うか検討してみましょう。
50インチの4Kモニターの選び方
50インチの4Kモニターを選ぶ際に、注目しておきたいポイントは下記のとおりです。
- ネットサービスに対応しているか
- フレームの幅
- メーカー
- 価格帯
ネットサービスに対応しているか
50インチの4Kモニターは種類が少なく、どのモデルもほぼ性能差がありません。
そこで、搭載されている機能やサービスに注目しましょう。
テレビなどに搭載されはじめているネットサービスですが、50インチのモニターにも搭載されていることがあります。
これは、パソコンなどを接続しなくても、Wi-Fiに接続できる環境があればYouTubeやNetflixを楽しめるようになります。
ですので、パソコンのモニターとしてだけでなく、映像を楽しむためのデバイスと使用したい人は、ネットサービスに対応しているかを確認しておきましょう。
フレームの幅
50インチともなると、縦も横もかなりのサイズ感になってしまい、見ていて圧迫感を感じてしまいます。
そこで、少しでもサイズ感を小さく見せるために、フレームの幅にも注目してみましょう。
最近では3辺フレームレスになっていて、非常に薄いモデルが多くなってきています。
また、フレームが薄いことで没入感も高まるため、おすすめです。
メーカー
JapanNextやDMM.make、WISからのみ販売されており、選択肢は限りなく少ないです。
もう少しインチを小さくする、または大きくすることで展開モデルの幅も広がります。
そのため、どうしても50インチでなければならない場合以外は、視野を広げてみることをおすすめします。
価格帯
50インチの4Kモニターは、40,000円台後半から5万円台まで様々で、モデルによる価格差はそこまでありません。
そのため、お気に入りのメーカーやスペックで選んでみるのもいいでしょう。
50インチの4Kモニターおすすめ4選
メーカー・製品名 | ミラーリング | ネットサービス対応 | 壁掛け |
---|---|---|---|
WIS 4Kモニター 50インチ VAパネル | 可 | 〇 | 可 |
DMM.make 大型ディスプレイ 50インチ DKS-4K50DG5 | 不可 | × | 可 |
JapanNext 大型液晶ディスプレイ 4K JN-VT5001UHDR | 不可 | 〇 | 可 |
JapanNext 50インチ PCモニター JN-HDR501V4K | 不可 | × | 可 |
【WIS】
4Kモニター 50インチ VAパネル
大画面ながら3辺フレームレスで圧迫感が少ない4Kモニターです。
YouTubeやNetflixをはじめ、様々なネットサービスに対応しており、パソコンに接続しなくても映画や動画を楽しめます。
HDR映像に対応しており、4Kの超高解像度でダイナミックな映像を体感できます。
ミラーリング | 可 |
---|---|
ネットサービス対応 | 〇 |
壁掛け | 可 |
【DMM.make】
大型ディスプレイ 50インチ(DKS-4K50DG5)
VAパネルを採用してコストダウンをしており、コスパの良い4Kモニターです。
USBストレージ内にある動画や音楽・写真を再生できるようになっており、内蔵のメディアプレイヤーで簡単に操作できます。
そのため、パソコンだけでなく会議などでも気軽に使用可能です。
ミラーリング | 不可 |
---|---|
ネットサービス対応 | × |
壁掛け | 可 |
【JapanNext】
大型液晶ディスプレイ 4K(JN-VT5001UHDR)
USBポート搭載モデルで、デジタルサイネージとしても使用できる4Kモニターです。
178°の広い視野角で、部屋のどこから見てもハッキリと映像を楽しむことができます。
200×200のVESA規格に対応しているため、VESAマウントを用意することで壁掛けも可能です。
ミラーリング | 不可 |
---|---|
ネットサービス対応 | 〇 |
壁掛け | 可 |
【JapanNext】
50インチ PCモニター(JN-HDR501V4K)
鮮やかな色彩表現を体感できる4Kモニターです。
HDMI2.0のポートが3つ搭載されているため、パソコン以外にもPS5などのコンシューマー機も繋いだままにしておけます。
音声出力端子が搭載されているため、お好みのスピーカーを使用できるので、超高解像度の映像美と素晴らしい音声を体感できます。
ミラーリング | 不可 |
---|---|
ネットサービス対応 | 〇 |
壁掛け | 可 |
まとめ
超大画面で4Kを楽しみたいのであれば、選択肢に入ってくる50インチですが、種類は少ないです。
同じ50インチでも、テレビとモニターで使い勝手が違うため、本記事を参考にどちらがご自身にピッタリかを選択してみてください。
50インチの4Kモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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