ゲームはもちろん、映画や写真などを超高解像度で楽しんだりする際に話題に挙がる4Kモニター。
一般的な考え方だと、手の届かない商品だと思ってしまうのではないでしょうか?
ですが、やはり超高解像度で見る映像は、没入感などが高まりやすく満足度も上がります。
そこで本記事では、特に視認性が良く人気のある27インチの4Kモニターに絞って、メリットや選び方を解説します。
最後には、人気モデルも多数紹介しているので、参考にしてみてください。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 27インチの4Kモニターを使うメリット
- 2 27インチの4Kモニターを使うデメリット
- 3 27インチの4Kモニターの選び方
- 4 27インチの4Kモニターおすすめ10選
- 4.1 【JAPANNEXT】27インチ 液晶モニター(JN-V27UHD-IPS-D)
- 4.2 【LG】モニター ディスプレイ 27インチ(27UL500-W)
- 4.3 【PHILIPS】ディスプレイ 27インチ(278E1A/11)
- 4.4 【IODATA】GigaCrysta 4K(EX-LDGCU271DB)
- 4.5 【ASUS】ProArt(PA279CV-J)
- 4.6 【LG】ディスプレイ 27インチ(27UP550N-W)
- 4.7 【Dell】27インチ 4K モニター(S2721QS)
- 4.8 【Dell】27インチ 4K モニター(S2722QC)
- 4.9 【BenQ】AQCOLORシリーズ 4Kモニター(PD2705U)
- 4.10 【BenQ】MOBIUZ ゲーミングモニター(EX2710U)
- 5 まとめ
27インチの4Kモニターを使うメリット
27インチの4Kモニターを使うメリットは、次のとおりです。
- 作業にもゲームにも丁度いいサイズ感
- 超高解像で綺麗な映像を楽しめる
作業にもゲームにも丁度いいサイズ感
27インチは、作業スペースの広さと視認性の高さ、目線の移動距離などを考慮すると、非常に丁度いいサイズ感となっています。
そのため、普段22インチほどのモニターを使用しているのであれば、一気にサイズアップしてみるのをおすすめします。
やはり表示領域が広いと、複数のウィンドウを開いて並べたり、大画面でゲームを楽しめるのが最大のメリットです。
超高解像で綺麗な映像を楽しめる
4Kの超高解像度で綺麗な映像を、27インチの大画面で楽しめるため、没入感が段違いです。
もちろん、もっと大きなモニターもありますが、27インチであれば価格とのバランスが良くコスパが高いと言えます。
特に、映像作品などのクリエイティブな作業が多い人におすすめです。
27インチの4Kモニターを使うデメリット
一方でデメリットは次のとおりです。
- パソコンのスペック次第では処理しきれない可能性がある
- サブディスプレイや拡張モニターとして使用するにはオーバースペック
パソコンのスペック次第では処理しきれない可能性がある
4Kの超高解像度を出力するには、パソコン側のスペックも高くないといけません。
特に、グラフィックボードが重要で、搭載されていなパソコンの場合、ほぼ4K出力は不可能と考えていいでしょう。
そのため、4Kモニターを購入する前に、しっかりと現在使用しているパソコンのスペックが、4K出力に対応しているか確認しておくことをおすすめします。
サブディスプレイや拡張モニターとして使用するにはオーバースペック
複数ディスプレイを並べて作業している方や、拡張モニターとして使用する場合、4Kモニターはオーバースペックになりがちです。
もちろん、ノートパソコンの性能が高く4K出力に対応していれば問題ありませんが、一般的な事務用途のモデルであれば厳しいです。
また、サブディスプレイとして使用する際は、サブディスプレイでの作業を想像してから購入してみましょう。
基本的にサブディスプレイは、メインの作業以外で使用することがほとんどです。
そのため、特にスペックの高いモデルを用意する必要はありません。
27インチの4Kモニターの選び方
27インチの4Kモニターの選び方ですが、購入時に注目したいポイントは下記のとおりです。
- 出力端子を確認
- フレームデザイン
- パネル
- メーカー
- 価格帯
出力端子を確認
4Kモニターを購入する際、まずは出力端子をチェックしておきましょう。
基本的にはDP端子があると便利ですが、中にはHDMI2.0しかないモデルもあります。
また、ノートパソコンの拡張モニターとして使用するのであれば対応した端子や、USB Type-C端子があると便利でしょう。
フレームデザイン
あまり影響が無さそうなフレームですが、視認性や没入感に影響します。
今までは周囲を分厚いフレームが覆っていましたが、近年は3辺のフレームが非常に薄くなったモデルが多く見受けられます。
これにより、同じ27インチでもサイズが小さく見えたり、フレームが視界に入りづらく没入感が高まるためおすすめです。
パネル
モニターに使用されているパネルは、主に3種類あります。
ゲーム向けであれば応答速度の関係でVAパネルが多いのですが、4Kを更に綺麗に表現するためか、IPSパネルが多く採用されています。
そのため、クリエイティブな作業目的であれば圧倒的にIPSパネルがおすすめです。
また、ゲーミングモデルの場合は、価格は上がってしまいますがIPSパネルで応答速度が5ms以下のモデルがいいでしょう。
メーカー
様々なメーカーから販売されていますが、DellやLGは種類も多く選びやすいうえに、価格帯も4Kモニターの中では手の届きやすい価格設定となっています。
ですので、作業メインで使用するのであれば、上記のメーカーがおすすめです。
また、ゲーミング向けと考えると、BenQやASUSなどが多く販売しているので、探してみるといいでしょう。
価格帯
27インチの4Kモニターは、一般的なモニターと比べて全体的に価格帯は高い傾向にあります。
最低でも3万円台後半で、多く見受けられる価格ボリュームとしては5万円前後、高価なものになると10万円近くするモデルも。
特に、ゲーミングモデルに関しては価格が高いため、注意が必要です。
27インチの4Kモニターおすすめ10選
メーカー名・製品名 | パネル | VESA規格 | リフレッシュレート |
---|---|---|---|
JAPANNEXT 27インチ 液晶モニター JN-V27UHD-IPS-D | IPS | 100×100 | 60Hz |
LG モニター ディスプレイ 27インチ 27UL500-W | IPS | 100×100 | 60Hz |
PHILIPS ディスプレイ 27インチ 278E1A/11 | IPS | 100×100 | 60Hz |
IODATA GigaCrysta 4K | ADS | 100×100 | 60Hz |
ASUS ProArt PA279CV-J | IPS | 100×100 | 60Hz |
LG ディスプレイ 27インチ 27UP550N-W | IPS | 100×100 | 60Hz |
Dell 27インチ 4K モニター S2721QS | IPS | 100×100 | 60Hz |
Dell 27インチ 4K モニター S2722QC | IPS | 100×100 | 60Hz |
BenQ AQCOLORシリーズ 4Kモニター PD2705U | IPS | 100×100 | 60Hz |
BenQ MOBIUZ ゲーミングモニター EX2710U | IPS | 100×100 | 144Hz |
【JAPANNEXT】
27インチ 液晶モニター(JN-V27UHD-IPS-D)
シンプルなデザインでフレームレスの4Kモニターです。
ゲーム向けではありませんが、安価で4Kデビューしたい人にピッタリで、映画などの映像作品を高画質で楽しめます。
パネルもIPSで映像美に特化しており、高解像度と相性バッチリです。
パネル | IPS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 60Hz |
【LG】
モニター ディスプレイ 27インチ(27UL500-W)
4Kを最大限に活かしてくれるHDRに対応したモニターです。
リフレッシュレートは60Hzで一般的といえますが、FreeSyncなどのゲーム向けの機能が搭載されています。
そのため、ニンテンドースイッチなどのコンシューマー機にピッタリです。
また、ブレを抑えるフリッカー制御やブルーライトカットモードが搭載されているため、長時間の作業でも疲れにくいためおすすめです。
パネル | IPS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 60Hz |
【PHILIPS】
ディスプレイ 27インチ(278E1A/11)
3辺フレームレスで、視界の邪魔にならず視認性が高い4Kモニターです。
出力ポートはHDMI2.0×2・DP1.2×1と豊富で、様々なデバイスでモニターを使いまわせます。
また、大々的にゲーム向けと謳ってるわけではありませんが、応答速度も4msと高水準で、使い勝手のいいモデルと言えます。
パネル | IPS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 60Hz |
【IODATA】
GigaCrysta 4K(EX-LDGCU271DB)
超高解像度と低遅延を同時に実現した、4Kモニターです。
応答速度4msとなっており、フレーム単位での遅延は約0.03フレームと、ほぼ遅延がありません。
さらに、ズレを防ぐためのゲーム向け機能が搭載されており、60Hzですが滑らかな映像を体感できます。
ADSパネルという珍しいパネルを採用しておりますが、視野角が広く、どこから見ても視認性が高くなっているのが特徴です。
パネル | ADS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 60Hz |
【ASUS】
ProArt(PA279CV-J)
USB Type-C接続に対応しており、クリエイティブやテレワーク向けにデザインされている4Kモニターです。
ノートパソコンの外部出力として非常に優秀なUSB Type-Cは使いまわしやすく、特にテレワークで大活躍してくれます。
そのため、デスクトップパソコンとノートパソコンを併用して使っている人にピッタリです。
パネル | IPS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 60Hz |
【LG】
ディスプレイ 27インチ(27UP550N-W)
滑らかな映像を体感できるFreeSyncをはじめ、映像内の暗い場所の視認性を上げてくれる「ブラックスタピライザー」も搭載されている4Kモニターです。
IPSパネルを採用しており、非常に自然で鮮やかな映像表現をしてくれるため、ゲームはもちろん映画などの作品も楽しめます。
また、低解像度の映像や画像でも鮮明に再現してくれる機能が搭載されています。
パネル | IPS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 60Hz |
【Dell】
27インチ 4K モニター(S2721QS)
3Wのデュアルスピーカーを内蔵しており、映像だけでなく音楽もしっかり楽しめる4Kモニターです。
全体的にシルバーでデザイン性もありスタイリッシュなため、どんなデスク環境にも馴染んでくれます。
付属しているスタンドは工具無しで組み立てられるため、届いてすぐに面倒な作業をせずに使えます。
パネル | IPS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 60Hz |
【Dell】
27インチ 4K モニター(S2722QC)
省スペースのスタンドに加え、3辺フレームレスでスッキリとしたデザインの4Kモニターです。
USB Type-C接続に対応しており、ノートパソコンなどの充電をしながら拡張モニターとして使用できるようになっています。
前後の傾きはもちろん、左右のチルトや縦回転などが付属のスタンドで操作可能なため、モニターアームを買わなくても微調整が可能です。
パネル | IPS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 60Hz |
【BenQ】
AQCOLORシリーズ 4Kモニター(PD2705U)
デザイナーや映像クリエイター向けに作られた、4Kモニターです。
そのため、色の再現も非常に正確で、アニメーションや暗室など様々なモードも搭載されています。
ゲーム向けではありませんが、普段から映画鑑賞やクリエイティブな作業が多い人にピッタリです。
パネル | IPS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 60Hz |
【BenQ】
MOBIUZ ゲーミングモニター(EX2710U)
背面がホワイトの珍しい4Kモニターです。
最高峰のゲーミングモニターのひとつで、そのぶん価格は非常に高価ですが、見合ったパフォーマンスを発揮してくれます。
背面のラインが光ったり、スタンドにも赤いラインが入っていてデザイン性も高いのもGood。
モニターには珍しい、スピーカーとノイズキャンセリングマイクが搭載されており、別途マイクを用意せずともボイスチャットなどでコミュニケーションがとれます。
パネル | IPS |
---|---|
VESA規格 | 100×100 |
リフレッシュレート | 144Hz |
まとめ
27インチというちょうどいいサイズ感と、超高解像度で人気が集まっている4Kモニターですが、様々なメーカーから販売されており、選びやすくなってきました。
ゲーム向けかクリエイティブ向けかで選択肢が違うため、本記事を参考に是非ピッタリなモデルを探してみてください。
27インチの4Kモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方