ソロキャンプを快適に楽しく過ごすためには、自分に合ったテント選びが重要ですよね。
しかし、さまざまなブランドからテントが発売されており、どのテントがよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
そのような方には、リビングと寝室の2つの空間に分けてゆったりとしたスペースでくつろげる「2ルームテント」がおすすめです。
そこで今回は、ソロ用2ルームテントを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 ソロ用2ルームテントを使うメリット
- 2 ソロ用2ルームテントを使うデメリット
- 3 ソロ用2ルームテントの選び方
- 4 ソロ用2ルームテントおすすめ10選
- 4.1 【Coleman】ツーリングドームST(2000034697)
- 4.2 【LOGOS】Tradcanvas T/C(71201010)
- 4.3 【snow peak】アメニティドームS(SET-022H)
- 4.4 【snow peak】ミニッツドーム Pro.air 1(SSD-712)
- 4.5 【CAPTAIN STAG】ユーティリティードーム3(UA-66)
- 4.6 【Whole Earth】アースドーム 240(WE2KDA09)
- 4.7 【ogawa】ステイシー(2616-20)
- 4.8 【DOD】カマボコテントソロTC(T2-604-TN)
- 4.9 【NORDISK】HALLAND(122062)
- 4.10 【CHUMS】ビートルツールームテント3(CH62-1463-Z163-00)
- 5 まとめ
ソロ用2ルームテントを使うメリット
スペースを分けて快適に過ごせる
2ルームテントとは、テント内部でリビングと寝室などスペースを分けて使用できる一体型のテントを指します。
居住空間を分けることができるので、ゆったりと快適に過ごせることが魅力の1つと言えるでしょう。
また、リビング部分を状況に応じてオープンしたりクローズしたりできるため、急な雨にも対応できますよ。
盗難防止対策にも
2ルームテントのリビングはタープを使用するリビングと違い、フルクローズすることが可能です。
就寝時やちょっとした外出時にはテント内にキャンプギアを入れておくことができるため、盗難防止にもなります。
しかし、近年キャンプ場での盗難被害は増えているので、大事なキャンプギアが盗まれないよう、この他にも対策は行いましょう。
ソロ用2ルームテントを使うデメリット
重量があり持ち運びは大変
2ルームテントは2つの居住空間を要するため、テント自体の重量が重くなる傾向にあります。
車とテントサイトが離れたキャンプ場であれば、他のキャンプギアを含めて一人で持ち運ぶには大変かもしれません。
また、2ルームテントは設営や撤収後の乾燥時にスペースを必要とするため、事前に使用できるスペースを確認するとよいでしょう。
設営や撤収に時間がかかる
初めて1人で2ルームテントを設営や撤収する方は、テント自体が大きいため、慣れるまで少し時間がかかるでしょう。
しかし慣れてしまえば、タープなどを組み立てる必要がない分、2ルームテント1つでよいので、手間は少ないと言えます。
キャンプ場につく前に、説明書や動画などで設営方法を確認しておくことでスムーズに設営することができますよ。
ソロ用2ルームテントの選び方
快適さを求めるなら2~3人用がおすすめ
店舗やインターネットで販売されているテントには、「使用可能人数」という項目が記載されています。
一般的にソロキャンプ用や1人用として販売されている商品は、かなりコンパクトに作られている商品が多いです。
テントでゆったりとくつろいだり、荷物を置くスペースが欲しいという方には使用人数より大きいテントを購入するとよいでしょう。
使用する人数+1~2人である「2~3人用」の大きさがおすすめですよ。
生地の素材をチェックしよう
テントの生地に使われる素材は大きく分けて3種類あります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った素材のテントを探しましょう。
ポリコットン(T/C):ポリエステルとコットンを混ぜた混紡素材
耐熱性に優れており火の粉に強く、軽量でもち運びがしやすいです。
ポリエステル:使用しているテントが多い
水濡れに強いため乾きやすく、軽量で強度も高い素材です。
ナイロン:登山テントなどに使用される
ポリエステルよりさらに軽量で、水分を吸収しやすいため乾きやすいです。
テントの構造も確認
テントの構造は「シングルウォール」と「ダブルウォール」の2つに分けることができます。
シングルウォール:初心者におすすめ
軽量で持ち運びがしやすく、設営や撤収に手間がかかりません。
しかし、結露しやすく雨が降るとテント内に雨が入ってしまうことも。
ダブルウォール:快適に過ごせる
通気性に優れており結露しにくく、前室部分が広いテントが多いです。
しかし、テント自体に重量があり慣れるまでは設営に時間がかかってしまいます。
耐水圧は1,500mm以上を
テントを購入するときは、急な悪天候に備えて耐水圧の確認をしましょう。
耐水圧の高いテントは降ってくる雨が染み込みにくく、テント内のキャンプギアが濡れることを防いでくれます。
耐水圧1,500~2,000mm以上のテントであれば、強い雨や長時間の雨にも対応できますよ。
防水、撥水加工やテントの縫い目にシームレス加工が施されていれば、さらに安心でしょう。
また、耐水圧が高すぎると通気性が悪くなってしまう傾向にあるので、購入するときには注意が必要です。
持ち運びのしやすいものがおすすめ
キャンプに行くときは自宅から車、車からキャンプサイトなど持ち運びの機会がどうしても多くなってしまいますよね。
そのため、購入前にテントの重量や収納時のコンパクトさは必ずチェックするとよいでしょう。
また、ソロキャンプは1人でテントの設営や撤収を行う必要があるため、設営しやすい商品を購入することも大切です。
便利な機能をチェック
2ルームテントにあると便利な機能として「ベンチレーション」「メッシュ」「スカート」などがおすすめです。
ベンチレーションやメッシュは、夏の暑い時期などに空気の入れ替えを簡単にできます。
スカートは秋や冬の寒い時期や冷え込んだ朝などに、下から入ってくる冷たい外気の侵入を防ぐことができます。
また、メッシュやスカートがついていると虫の侵入を防ぐことができるため、虫が苦手な方も安心してキャンプを楽しめるでしょう。
初心者の方におすすめのメーカー
これからキャンプを始める方におすすめのブランドを3種類紹介します。
Coleman
日本で最も人気のある老舗キャンプメーカー。
テントの種類が豊富で、使用用途に合ったテントが見つかります。
LOGOS
「海辺5メートルから標高800メートルまで」をコンセプトにさまざまなキャンプ用品を販売しています。
テントの種類も豊富で比較的安価で、初心者でも購入しやすいです。
snowpeak
新潟県三条市に本社を置くアウトドアメーカーです。
エントリーからプロまで幅広い方に向けたテントがそろっています。
テントの価格帯はどれくらい?
2ルームテントの価格帯は1万円台で購入できるものから、10万程度の商品までさまざまです。
テントの価格は、使用されている素材や機能の他にブランドによって左右されています。
高額な商品が自分に合うとは限らないので、使用用途に合わせて適切なテントを購入するとよいでしょう。
ソロ用2ルームテントおすすめ10選
メーカー・商品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 耐水圧 |
---|---|---|---|---|
Coleman ツーリングドームST | 4.4kg | 210×120×100cm | ポリエステル | 1,500mm |
LOGOS Tradcanvas T/C | 5.2kg | 420x220x180cm | T/C | 2,000mm |
snow peak アメニティドームS | 5kg | 355×230×120cm | ポリエステル | 1,800mm |
snow peak ミニッツドーム Pro.air 1 | 2.95kg | 235×230×116cm | ポリエステル | 1,500mm |
CAPTAIN STAG ユーティリティードーム3 | 5.2kg | 220×450×135cm | ポリエステル | 2,000mm |
Whole Earth アースドーム 240 | 10kg | 260×490×180cm | ポリエステル | 3,000mm |
ogawa ステイシー | 3.9kg | 230×300×130cm | ポリエステル | 1,800ml |
DOD
カマボコテントソロTC | 10.3kg | 170×450×120cm | ポリコットン | 350mm |
NORDISK HALLAND | 3kg | 150×350×110cm | ポリエステル | 3,000mm |
CHUMS
ビートルツールームテント3 | 9kg | 180×180×480cm | ポリエステル | 1,500mm |
【Coleman】
ツーリングドームST(2000034697)
1人でも簡単に設営可能なダブルウォールで、1~2人サイズのコンパクトなツールームテントです。
収納時は23×54cmととてもコンパクトに収納できるため、徒歩やバイクでキャンプに行く方にもおすすめです。
また、テントにはベンチレーションがついているため通気性がよく、暑い夏でも快適に過ごすことができるでしょう。
重さ | 4.4kg |
---|---|
サイズ | 210×120×100cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,500mm |
【LOGOS】
Tradcanvas T/C(71201010)
テントの生地にT/C素材を採用しているため耐熱性があり、前室スペースが広々とした2人用のツールームテントです。
収納時サイズは20×60cmととてもコンパクトなため、徒歩やバイク、公共交通機関を使用する方にもおすすめです。
また、テントにはスカートがついているため、寒い冬の時期でも安心して使用できます。
重さ | 5.2kg |
---|---|
サイズ | 420x220x180cm |
素材 | T/C |
耐水圧 | 2,000mm |
【snow peak】
アメニティドームS(SET-022H)
初心者の方におすすめのエントリーモデルで、1~2人サイズのコスパが高いツールームテントです。
天井の低い設計となっており、軽くて耐久性に優れたポールを採用しているため、風の影響を受けにくいテントです。
また、誰でも設営しやすいようにテントのテープを色分けされているので、初めての方でも迷うことなく設営できるでしょう。
重さ | 5kg |
---|---|
サイズ | 355×230×120cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【snow peak】
ミニッツドーム Pro.air 1(SSD-712)
重量2.95kgと超軽量でありながら、快適な居住性を兼ね備えた1~2人用サイズのツールームテントです。
前室は雨が入り込まないよう作られており、左右にメッシュ窓を設けているため、通気性がよく快適に過ごせます。
また、インナーテントは吊り下げ式となっており設営が簡単なため、慣れてくると5分あれば設営可能ですよ。
重さ | 2.95kg |
---|---|
サイズ | 235×230×116cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【CAPTAIN STAG】
ユーティリティードーム3(UA-66)
誰でも簡単に組み立て可能なダブルウォールのトンネル型で、快適な居住性を持ったツールームテントです。
ベンチレーションやメッシュ窓が複数ついているため通気性抜群で、暑い夏でも快適に過ごすことができます。
また、独自のUV CUT PROTECTIONを施しているため、夏の日差しが気になる女性やお子さんにもおすすめですよ。
重さ | 5.2kg |
---|---|
サイズ | 220×450×135cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【Whole Earth】
アースドーム 240(WE2KDA09)
コンパクトな設計でオールシーズン使用可能な、2~3人用サイズのツールームテントです。
メッシュ窓やスカート、ベンチレーションがついているため、簡単にテント内の温度調節ができます。
また、カラーアシストやクイックアップイージーピンという簡単に設営できる設計となっているため、初心者の方におすすめです。
重さ | 10kg |
---|---|
サイズ | 260×490×180cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 3,000mm |
【ogawa】
ステイシー(2616-20)
重量3.9kgと超軽量で持ち運びのしやすい、キャンパーに長く愛用されている2~3人用サイズのツールームテントです。
軽量さに加えて収納サイズ52×19cmとコンパクトなため、徒歩やバイクでキャンプを楽しむ方にもおすすめです。
また、ベンチレーションやメッシュがついているため通気性がよく、オプション商品の豊富さも魅力の1つでしょう。
重さ | 3.9kg |
---|---|
サイズ | 230×300×130cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800ml |
【DOD】
カマボコテントソロTC(T2-604-TN)
簡単に設営ができるトンネル構造で、広い前室がありゆったりとくつろげる1~2人用のコンパクトなツールームテントです。
耐熱性のあるポリコットン生地を採用しているため、テントの近くで焚き火を楽しむことができます。
また、メッシュやベンチレーション、スカートがついているため、外気温に関係なく快適に温度調節できるでしょう。
重さ | 10.3kg |
---|---|
サイズ | 170×450×120cm |
素材 | ポリコットン |
耐水圧 | 350mm |
【NORDISK】
HALLAND(122062)
一人でも簡単に設営可能なトンネル型で、テントの重量3kgと超軽量な持ち運びがしやすい1~2人用のツールームテントです。
前方と後方にベンチレーションがついているため、通気性がよく暑い夏でも快適に過ごすことができるでしょう。
また、テント内部からでも外を広く見ることができるよう、大きな出入り口が前後についています。
重さ | 3kg |
---|---|
サイズ | 150×350×110cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 3,000mm |
【CHUMS】
ビートルツールームテント3(CH62-1463-Z163-00)
簡単に設営可能でリビング部分の開放的な空間が魅力である、3人用サイズのツールームテントです。
インナーとフライシートどちらも前後で窓がついているため風の通りがよく、暑い夏でも快適に過ごせるでしょう。
また、CHUMSならではのかわらしいデザインで、キャンプサイトでは目立つこと間違いなしでしょう。
重さ | 9kg |
---|---|
サイズ | 180×180×480cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,500ml |
まとめ
今回は、ソロ用2ルームテントを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考にして、自分のキャンプスタイルに合ったテントを購入して、ソロキャンプを快適に楽しんでくださいね。
ソロ用2ルームテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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