テント内を寝室とリビングに分けて使用でき、季節に関係なく快適に過ごせる「2ルームテント」。
特に、日本の新潟県に本社がある「スノーピーク」の2ルームテントは、高品質で初心者から上級者まで愛用者が多いです。
しかし、組み立て方法やサイズ、居住性などが異なるため、どれを選べば自分に合うかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、スノーピークの2ルームテントに限定してメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 スノーピークの2ルームテントを使うメリット
- 2 スノーピークの2ルームテントを使うデメリット
- 3 スノーピークの2ルームテントの選び方
- 4 スノーピークの2ルームテントおすすめ10選
- 4.1 【snowpeak】アメニティドームS(SDE-002RH)
- 4.2 【snowpeak】ヴォールト(SDE-080RH)
- 4.3 【snowpeak】エントリー2ルーム エルフィールド(TP-880R)
- 4.4 【snowpeak】ランドブリーズPro.4(SD-644)
- 4.5 【snowpeak】アメニティドームエルフィールド(AD-020)
- 4.6 【snowpeak】ランドロック(TP-671R)
- 4.7 【snowpeak】ドックドームPro.6(SD-507IV)
- 4.8 【snowpeak】スピアヘッド Pro.L(TP-450)
- 4.9 【snowpeak】リビングシェル ロング Pro(TP-660)
- 4.10 【snowpeak】ゼッカ(TP-710)
- 5 まとめ
スノーピークの2ルームテントを使うメリット
高品質で耐久性にも優れる
スノーピークのテントは生地だけではなく、インナーやポール、すべてのパーツに必要なスペックを徹底的に検証し作られています。
そのため、高品質で耐久性や防水性にも優れるため、お手入れをしながら長く愛用できることでしょう。
また、シンプルな見た目ですが、使い勝手を追求し無駄を徹底的に省いているため、多くのキャンパーから高い評価を得ています。
アフターサービスも万全
「自社の製品の品質に責任を持つのは当然である」という考えより、スノーピークのアイテムには保証証が一切ついていません。
製造上の欠陥などが見つかった場合はメーカーに連絡をすれば、無料で修理または交換を行ってくれます。
そのため、アウトドア製品なので壊れてしまうリスクはもちろんありますが、購入後も安心して使用できるでしょう。
初級者用から上級者用までラインナップが豊富
スノーピークのテントは初級者用から上級者用まで、さまざまなラインナップのテントを豊富に取り揃えています。
特に、シンプルな構造で設営しやすい「エントリーモデル」は初めてテントを購入する方にもぴったりな商品ですよ。
また、ハイスペックで個性も強い「プロモデル」はキャンプを優雅に楽しむことができ、上級者の方におすすめでしょう。
居住性が高い
2ルームテントには寝室と広いリビングの2つのスペースを備えており、1つのテントでキャンプに必要な場所を確保できます。
タープとは違い、全方向にウォールがあるため、雨の日や風の強い日でも快適に過ごすことができ居住性にも優れるでしょう。
さらに、寒い冬の時期には外からの冷気を遮断してくれるので、1年中使うことができるコスパの良い商品ですよ。
さまざまなテントアレンジが可能
スノーピークの2ルームテントは、吊り下げ式のインナーテントによって寝室とリビングスペースを作ります。
そのため、インナーテントを外すことによって、大人数で使用できる大型シェルターとしても使える汎用性の高い商品です。
また、テント内も広々としているため、お気に入りのキャンプギアを好きなように並べながらレイアウトを楽しむこともできます。
スノーピークの2ルームテントを使うデメリット
価格の高い商品が多い
スノーピークの2ルームテントは高性能で使用している素材の耐久性にも優れる分、価格もやや高い傾向にあります。
そのため、初めてテントを購入する方や、これからキャンプを始めたいという方にはなかなか手を出しにくい商品かもしれません。
しかし、スノーピークのテントは1度購入すれば長く愛用できるため、長い目で見るとコスパの高い商品と言えるでしょう。
重量があり持ち運びは大変
2ルームテントは2つのスペースを要する分、収納時のサイズが大きく、重量があるテントが多いです。
自宅から車、車からキャンプサイトなど、テントを持ち運ぶ機会の多いキャンプでは大変と感じる方も多いかもしれません。
そのため、キャンプの移動手段として、徒歩やバイク、公共交通機関を使用する方にはあまり向いていない商品でしょう。
テントの設営に時間がかかる
2ルームテントは寝室とリビングを1度に設営するため、ワンポールテントなどと比較すると設営に時間がかかります。
しかし、タープやスクリーンテントなどを立てる必要がないため、キャンプサイトは素早く省スペースで作ることができますよ。
また、スノーピークの「エントリーモデル」は設営方法がシンプルで簡単なため、初心者の方におすすめです。
スノーピークの2ルームテントの選び方
レベルに合わせたモデルを選ぼう
スノーピークのテントはキャンプ初心者からベテランまで、さまざまなレベルに合わせたモデルがあります。
エントリー
構造がシンプルなため、初心者の方におすすめです。
機能性に優れ比較的安価に購入でき、コスパがよいです。
スタンダード
キャンプに慣れてきた中級者の方におすすめです。
オールシーズン使用可能で、快適な居住空間をもつテントが多くあります。
プロ
大事にお手入れをしながらテントを長く愛用したい方におすすめです。
価格は高いですが、居住性と耐久性に優れています。
サイズは「使用人数+1~2人」がおすすめ
テントを購入する際は「使用人数+1~2人」のサイズがおすすめです。
テントのサイズに余裕があれば、荷物を置く場所を確保しつつ、広々と快適にテント内で過ごすことができます。
しかし、大きすぎるテントは重量も重くなり、持ち運びが大変なので購入時は注意が必要です。
使用する予定の人数に合わせて、適切なサイズのテントを見つけてくださいね。
快適な天井高のテントをチェック
2ルームテントは天井高180cm~200cmの商品が多いので、基準にして選ぶとよいでしょう。
また、自分の身長+10cm程度のテントであれば、移動や着替えの際も腰をかがめずに快適に過ごせますよ。
しかし、スノーピークのテントは耐風性を高めるために、わざと天井高を低く作成しているものもあります。
テント内の快適性と設営しやすさのバランスを考えつつ、自分に合った天井高のテントを見つけてくださいね。
耐水圧は使用する場所に合わせて選ぼう
耐水圧とは、テントの生地がどれくらいの水量に耐えられるかを表す数字です。
一般的にテントに記載される耐水圧は、生地の平均値を記されることが多いです。
しかし、スノーピークのテントには「ミニマム」という単語を用いて、生地の最低数値を記しています。
耐水圧1,500mmミニマムのテントであれば、テントのどの部分でも強い雨に耐えられるため、おすすめです。
標高の高い場所や雨の降りやすい地域でよくキャンプをする場合は、それ以上の耐水圧の商品を選びましょう。
テントの重量と収納サイズを確認
持ち運びの機会が多いキャンプでは、テントの重量や収納サイズも選ぶ際のポイントになってきます。
2ルームテントは比較的重量のあるものが多いですが、サイズや使用する素材によって軽量なものもあります。
徒歩や公共交通機関、バイクを使用して移動する人は、他のキャンプギアとのバランスを見て、携帯性の高いテントを選びましょう。
また、自宅の収納や車の積載スペースが小さい方は、収納サイズも確認しておくことをおすすめします。
価格帯はどれくらい?
スノーピークの2ルームテントの価格は、安いもので4万円から高いものだと30万円を上回るものまで価格帯の幅が広いです。
もちろん高い商品ほど性能が高く耐久性にも優れますが、使い勝手が良いかと言われると使用する人によってさまざまです。
使用用途や使用するシーズンに合わせて、自分に合ったテントを見つけてくださいね。
スノーピークの2ルームテントおすすめ10選
製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 耐水圧 |
---|---|---|---|---|
アメニティドームS | 5kg | 355×230×120cm | 75Dポリエステルタフタ | 1,800mmミニマム |
ヴォールト | 7.9kg | 不明 | 75Dポリエステルタフタ | 1,800mmミニマム |
エントリー2ルーム エルフィールド | 15.5kg | 600×380×210cm | 75Dポリエステルタフタ | 1,800mmミニマム |
ランドブリーズPro.4 | 11.9kg | 510×325×175cm | 75Dポリエステルリップストップ | 1,800mmミニマム |
アメニティドームエルフィールド | 12kg | 375×440×210cm | 75Dポリエステルタフタ | 3,000mmミニマム |
ランドロック | 22kg | 625×405×205cm | 150Dポリエステルオックス | 3,000mmミニマム |
ドックドームPro.6 | 13.5kg | 490×325×180cm | 75Dポリエステルタフタ | 1,800mmミニマム |
スピアヘッド Pro.L | 16kg | 600×680×280cm | 210Dポリエステルオックス | 1,800mmミニマム |
リビングシェル ロング Pro | 18.6kg | 530×415×220cm | 150Dポリエステルオックス | 3,000mmミニマム |
ゼッカ | 30kg | 不明 | 150Dポリエステルオックス | 1,800mmミニマム |
【snowpeak】
アメニティドームS(SDE-002RH)
入門用テントとしておすすめの高品質でコスパに優れた、ソロ~デュオキャンプサイズの2ルームテントです。
軽くて弾力性に優れたフレームと丸みのある低めの天井により、風の強いときでもダメージを受けにくい構造になっています。
また、設営しやすいようシートのテープが色分けされているため、初めての方でも簡単に設営できるでしょう。
重さ | 5kg |
---|---|
サイズ | 355×230×120cm |
素材 | 75Dポリエステルタフタ |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
【snowpeak】
ヴォールト(SDE-080RH)
シンプルな設営方法で簡単に設営ができる、ファミリーキャンプにもおすすめの3~4人用サイズの2ルームテントです。
インナーテントは吊り下げ式のため、外せば広々としたシェルターテントとして使用でき、汎用性の高い商品です。
また、雨よけ付きのサイドドアパネルがついているので、水の侵入を防ぎつつ3方向から出入りすることができますよ。
重さ | 7.9kg |
---|---|
サイズ | 不明 |
素材 | 75Dポリエステルタフタ |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
【snowpeak】
エントリー2ルーム エルフィールド(TP-880R)
これからキャンプを始める方に必要十分な機能性のみに絞り込むことで、お手ごろな価格を実現した2ルームテントです。
全方向にウォールやメッシュパネルがあり、ルーフシートやスカートもついているため、悪天候でも安心して使用できるでしょう。
また、吊り下げ式のインナーテントは取り外し可能で、外せば大人数で使用できる大型シェルターとしても活躍しますよ。
重さ | 15.5kg |
---|---|
サイズ | 600×380×210cm |
素材 | 75Dポリエステルタフタ |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
【snowpeak】
ランドブリーズPro.4(SD-644)
暑い夏の時期は風通しが良いため涼しく、冬の寒い時期は外気を遮断し暖かく、オールシーズン快適に過ごせるテントです。
4~6人で使用できる大型サイズで、前室部分の出入り口の天井部分が高いため、背の高い人でも出入りしやすくなっています。
また、丸みを帯びたドーム型の天井は耐風性に優れ、耐久性も高いためお手入れをしながら長く愛用できる商品でしょう。
重さ | 11.9kg |
---|---|
サイズ | 510×325×175cm |
素材 | 75Dポリエステルリップストップ |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
【snowpeak】
アメニティドームエルフィールド(AD-020)
1990年に発売され、国内大型ドームテントの先駆けとなった歴史的テントである「エルフィールド」の復刻仕様モデルです。
大人5~6人が広々と過ごせる大型サイズで、天井高210cmあり立ち上がりがほぼ垂直となるため、開放的な空間を味わえます。
ルーフ部分には遮光加工が施されているのでテント内の気温上昇を防げ、耐水圧3,000mmミニマムと防水性にも優れています。
重さ | 12kg |
---|---|
サイズ | 375×440×210cm |
素材 | 75Dポリエステルタフタ |
耐水圧 | 3,000mmミニマム |
【snowpeak】
ランドロック(TP-671R)
最大6人まで使用できる大型でありながら、耐久性や耐風性に優れ、スノーピークで不動の人気を誇る2ルームテントです。
遮光性の高いシールドルーフがついているため、鋭い日差しからくるテント内の気温上昇を防ぎ、涼しく快適に過ごせるでしょう。
また、前後についた大型パネルを跳ね上げればキャノピーとして使用でき、より開放的な空間を味わうことができますよ。
重さ | 22kg |
---|---|
サイズ | 625×405×205cm |
素材 | 150Dポリエステルオックス |
耐水圧 | 3,000mmミニマム |
【snowpeak】
ドックドームPro.6(SD-507IV)
通気性に優れ暑い夏でも涼しく快適に過ごせる、最大6人まで使用できるファミリーキャンプにおすすめのツールームテントです。
また、スカートがついているため、寒さの厳しい冬や雨の多い梅雨の時期でも、心配することなく安心して使用できるでしょう。
爽やかなアイボリーカラーは高級感があり、他の人とも被りにくいため自分だけのキャンプサイトを作れますよ。
重さ | 13.5kg |
---|---|
サイズ | 490×325×180cm |
素材 | 75Dポリエステルタフタ |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
【snowpeak】
スピアヘッド Pro.L(TP-450)
自然の中にも溶け込みやすい美しい流線形が魅力的で、高級感のあるアイボリーカラーのデザインワンポールシェルターです。
テント内全周にフレームを配置させることで窮屈に感じることなく、大人数でも広々と快適に過ごせるでしょう。
オプション商品の吊り下げ式インナーテントを使用すれば、スペースに無駄なく寝室として使うことができますよ。
重さ | 16kg |
---|---|
サイズ | 600×680×280cm |
素材 | 210Dポリエステルオックス |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
【snowpeak】
リビングシェル ロング Pro(TP-660)
オプション商品のインナーテントを使用すれば、2ルームシェルターとして快適に過ごせる大型リビングシェルです。
ベンチレーションやメッシュパネル、スカートがついているため、季節に関係なくオールシーズン使用できるでしょう。
また、シールド加工が施されているため遮光性に優れており、夏の暑い日でも小さいお子さんやペットの熱中症の心配がありません。
重さ | 18.6kg |
---|---|
サイズ | 530×415×220cm |
素材 | 150Dポリエステルオックス |
耐水圧 | 3,000mmミニマム |
【snowpeak】
ゼッカ(TP-710)
目の前にある素晴らしい景色をあらわす「眺望絶佳」より名付けられた、大型2ルームシェルターテントです。
大きく開くフロントパネルはテント内にいても開放感を味わうことができ、左右に広がる景色を手軽に眺められます。
また、ゼッカはチェア同士を横並びに並べることができ、家族で同じ景色を楽しみながらコミュニケーションをとれるでしょう。
重さ | 30kg |
---|---|
サイズ | 不明 |
素材 | 150Dポリエステルオックス |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
まとめ
今回は、スノーピークの2ルームテントに限定してメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合うお気に入りの2ルームテントを見つけて、キャンプを楽しんでくださいね。
スノーピークの2ルームテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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