耐久性や機能性に優れ、長年日本のキャンパーに愛され続けてきた人気アウトドアメーカー「オガワ」。
寝室とリビングのスペースを分けることでテント内を効率よく使える「ツールームテント」も多く発売されていますよね。
しかし、設営方法や機能、生地の素材などがそれぞれ違い、どのテントが自分に合うのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、機能性に優れたオガワのツールームテントに限定して、メリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
オガワの2ルームテントを使うメリット
高性能で耐久性に優れる
オガワは100年以上の歴史がある日本の老舗アウトドアメーカーで、「オガワ品質」と言われるほどの高い性能が魅力です。
生地の種類もさまざまで、耐久性や防水性に関わる細やかな処理や縫製にもこだわりを持ち、1度購入すれば長く愛用できます。
さらに、可能な限り自社の職人による修理対応をしてくれるため、安心してテントを使用できるでしょう。
豊富なラインナップ
オガワのテントは、「ツールームテント」や「ロッジ型」、「ワンポールテント」などさまざまなラインナップを取り揃えています。
ファミリーキャンプ向けの大型テントが多く発売されていましたが、近年は少人数キャンプに向けたテントも多く発売しています。
購入後のキャンプでの使用用途に合わせて、ぜひ自分にぴったりなテントを見つけてくださいね。
日本の気候を考えて設計されている
オガワは長年日本でテントを作り続けた経験を活かし、日本の気候に合わせたテントを設計し続けています。
日本の夏は「高温多湿」と呼ばれ蒸し暑いため、ベンチレーションやメッシュパネルをつけて虫を気にせず換気が可能です。
また、寒い冬はTC素材やスカートで保温性を確保するなど、1年中テントを使用できるような工夫が施されていますよ。
組み立てが簡単
オガワのテントは大人数で使用する大型であっても設営方法がシンプルなものが多く、誰でも簡単に設営できるでしょう。
ワンポールやツーポールなどは特に設営方法が簡単で、初めてテントを購入する方にもおすすめですよ。
また、2ルームテントはリビングと寝室が一体型であるためタープを設営する必要がなく、時間や手間もかかりません。
天気に左右されにくい
2ルームテントは寝室とリビングが一体となっているため、雨が降ってもテント内で濡れてしまうことなく快適に過ごせるでしょう。
テント外で使用するチェアやテーブル、焚き火台を置く荷物置き場としても活躍しますよ。
また、就寝や外出の際にリビング部分にギアを収納しておけば、近年増えてきている盗難などの防犯対策としても役立ちます。
オガワの2ルームテントを使うデメリット
価格が高い
オガワのテントは高品質で耐久性や機能性に優れる分、価格が高いと感じる方もいるでしょう。
インナーテントやグランドシートなども別売りの場合が多いため、すべて取り揃えるとなると高額になってしまいます。
しかし、耐久性に優れるオガワのテントは、1度購入すれば長く愛用できるため、長い期間で見ればコスパが良いと言えるでしょう。
人気の高い商品は品薄状態
性能が高く耐久性にも優れるオガワのテントは、キャンパーから人気が高く、商品によってはなかなか手に入らないということも。
また、別売りとなっているオプション商品も、人気のアイテムは発売後すぐに売り切れになってしまいます。
オフィシャルサイトでは商品が入荷するとメールが届く「入荷連絡メール」の設定が可能なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
重量があり持ち運びは大変
2ルームテントは、寝室とリビングが一体型となるためサイズが大きくなる分、重量も増えてしまいます。
そのため、自宅から車、車からキャンプサイトなど持ち運びの機会が多いキャンプでは大変と感じる方もいるでしょう。
特に生地にポリコットン素材を使用したテントや、トンネル型構造のテントは重くなりやすいので、注意が必要です。
広い設営・収納スペースが必要
2ルームテントは寝室とリビング2つのスペースが必要となる分、広い設営スペースが必要となります。
キャンプ場によっては設営スペースがあらかじめ決まっている場所もあるため、サイト予約時に必ず確認するとよいでしょう。
また、自宅の収納や車の積載スペースに余裕のない方は、購入前にテントの収納サイズを確認してくださいね。
オガワの2ルームテントの選び方
「使用人数+1~2人」サイズがおすすめ
2ルームテントを購入する際は、「使用人数+1~2人」のサイズがよいでしょう。
テントのサイズに余裕があれば、大人数でも広々と使うことができ、荷物を置くスペースとしても便利です。
しかし、テントのサイズが大きくなれば重量も重くなり、持ち運びは大変になってしまいます。
テント内での快適さと持ち運びやすさのバランスを考えて、自分の使用用途に合ったサイズのテントを選んでくださいね。
「天井高は180cm以上」だと快適に過ごせる
使用する方の身長にもよりますが、「天井高180cm以上」のテントであれば、快適に過ごせるでしょう。
天井高が低すぎるテントは、出入りや着替えの際に腰をかがめる必要があり、腰に負担がかかってしまいます。
しかし、天井高の低いテントは外の風の影響を受けにくく、テント設営時の負担が少ないというメリットもあります。
もし可能であれば、実際にアウトドアショップでテントの天井高を確認して、自分に合ったものを購入してくださいね。
使用する季節に合わせて素材を選ぼう
オガワの2ルームテントは「ポリエステル」と「TC」素材の2つに分けられます。
それぞれの特徴を理解して、自分の使用用途に合った素材を選びましょう。
ポリエステル
軽量で持ち運びやすく、TC素材より安価に購入できます。
耐久性にも優れますが火の粉には弱く、テント内がやや結露しやすいです。
TC(ポリコットン)
ポリエステルとコットンの混紡素材です。
肌触りが良く透湿性や遮光性、耐熱性に優れます。
しかし、水に濡れると重量があり、ポリエステルより価格が高いです。
設営のしやすさをチェック
オガワの2ルームテントは慣れると簡単に設営できますが、初心者の方にはより設営しやすい商品がおすすめです。
「ワンポールテント」や「ツールームテント」は設営方法がシンプルで、誰でも簡単に短時間で設営できますよ。
しかし、ドーム型やトンネル型のテントと比較すると耐久性には劣るので、風が強く天気の悪い日には注意が必要です。
風の強い日にテントを設営する際は、必ずガイロープを数本張るようにするとよいでしょう。
使用するシーズンに合わせた機能を
機能性に優れ高性能なテントが多いオガワですが、使用する季節に合わせてあると便利な機能を確認しましょう。
ベンチレーション
テントについた換気口のことを指します。
暑い夏の換気や、冬にストーブを使う際の一酸化炭素中毒予防に活躍します。
メッシュパネル
テント内への虫の侵入を防ぎながら、簡単に換気ができます。
スカート
フライシートが地面方向に伸びた部分を指し、テントの保温に役立ちます。
寒い冬に地面からくる冷気を遮断し、テント内で暖かく過ごせます。
収納時のサイズや重量を確認しよう
ツールームテントはテントが大きくなる分、重量が重くなり収納サイズが大きい傾向にあります。
そのため、購入する前にアウトドアショップで実際に重量を確認し、自分で持ち運び可能であるかチェックするとよいでしょう。
また、自宅の収納や車の積載スペースに余裕をもって収納可能であるかも、必ず確認してくださいね。
価格帯をチェック
オガワの2ルームテントは安いもので5万円台から高いもので20万円を超えるものまで、通常の相場より価格の高いものが多いです。
オガワのテントで使用される素材が高品質で、耐久性や機能性にも優れることが原因となっています。
しかし、お手入れを続ければ長く愛用できるため、長い目で見ればコスパの良い商品と言えるでしょう。
オガワの2ルームテントおすすめ10選
製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 耐水圧 |
---|---|---|---|---|
ステイシー | 4kg | 230x300x130cm | ポリエステル | 1,800mm |
ツインクレスタT/C | 14.5kg | 305x570x200cm | TC | 350mm |
ヴィガス2 | 11.7kg | 356x258x192cm | ポリエステル | 1,800mm |
グロッケ8TC | 11.7kg | 335x240x225cm | TC | 350mm |
ファシル | 17kg | 265x495x180cm | ポリエステル | 1,800mm |
アポロンS | 13.2kg | 440x255x182cm | ポリエステル | 1,800mm |
クーポラ | 21kg | 285x570x200cm | ポリエステル | 1,800mm |
アポロンTC | 29.35kg | 205x320x585cm | TC | 1,800mm |
ロッジシェルター2 | 30kg | 460×350×210cm | ポリエステル | 1,800mm |
ティエラ ラルゴ | 22kg | 210x61x310cm | ポリエステル | 1,800mm |
【ogawa】
ステイシー(2616-80)
コンパクトなサイズの割に広々とした前室空間が魅力の、ソロ~デュオキャンプにおすすめドーム型2ルームテントです。
重量4kgと2ルームテントとしてはかなり軽量で、収納サイズも小さいため、なるべく荷物を少なくしたい方によいでしょう。
また、セットになっているインナーテントは前後面メッシュパネルとなっており、暑い夏でもテント内を簡単に換気できますよ。
重さ | 4kg |
---|---|
サイズ | 230x300x130cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【ogawa】
ツインクレスタT/C(3348)
オールシーズン快適に使用できる、設営方法がシンプルなツインポール型の3~4人で使用可能な2ルームテントです。
ツインポールは二股となっているため天井の高い空間が広く、テントをフルクローズしていても窮屈に感じることがないでしょう。
また、全面のパネル部分はサイドウォールがついているため、プライベート感を保ちつつ開放感を味わえますよ。
重さ | 14.5kg |
---|---|
サイズ | 305x570x200cm |
素材 | TC |
耐水圧 | 350mm |
【ogawa】
ヴィガス2(2653)
機能性に優れており、2~3人などの少人数でのキャンプにおすすめのドーム型2ルームテントです。
全面部分のパネルにはサイドウォールがついており、天気の悪い日でも雨の侵入を防ぎながらリビングを広々と使うことができます。
また、前後面には大型メッシュパネルがついているため、暑い夏でも虫の侵入を気にすることなく快適に換気ができるでしょう。
重さ | 11.7kg |
---|---|
サイズ | 356x258x192cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【ogawa】
グロッケ8TC(2787)
1年中快適に過ごせるTC素材を使用した、デュオキャンプにおすすめの設営しやすいワンポール型2ルームテントです。
オプション商品のハーフインナーを外すことで、大型のシェルターテントとしても使用可能で汎用性の高い商品です。
側方や上部などに複数のメッシュパネルがついているため、蒸し暑い夏でも簡単に換気でき、涼しく快適に過ごせるでしょう。
重さ | 11.7kg |
---|---|
サイズ | 335x240x225cm |
素材 | TC |
耐水圧 | 350mm |
【ogawa】
ファシル(2737)
メインポールのクロス構造により高強度で、耐久性や耐風性に優れる3~4人用サイズのドーム型2ルームテントです。
テント全方向にフルメッシュパネルがついているため通気性が良く、インナーシートを外せばシェルターテントとしても使えます。
また、テント天井部分にはルーフフライがついているため、雨の日でも安心して使用できるでしょう。
重さ | 17kg |
---|---|
サイズ | 265x495x180cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【ogawa】
アポロンS( 2777)
オガワの人気2ルームテント「アポロン」を受け継いだコンパクトサイズのソロ~デュオキャンプにおすすめの商品です。
セットのインナーテントは前後どちらでも取り付け可能なので、使用場所や用途に合わせてさまざまなアレンジができますよ。
また、ルーフフライや全面メッシュパネル、スカートがついているため、天気や季節に問わず快適に過ごせるでしょう。
重さ | 13.2kg |
---|---|
サイズ | 440x255x182cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【ogawa】
クーポラ(2679)
テントとは思えない美しいフレームワークにより、さまざまなテントレイアウトを楽しめるトンネル型の2ルームテントです。
取り外し可能なインナーシートやグランドシートがついているため、アイディア次第でさまざまな使い方ができますよ。
また、インナーテントはTC素材となっているため結露しにくく、夏は涼しく冬は暖かく快適に過ごせるでしょう。
重さ | 21kg |
---|---|
サイズ | 285x570x200cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【ogawa】
アポロンTC(2775)
TC素材を使用し快適性がさらに充実した、2~5人での使用におすすめのキャンパーに人気の高いトンネル型の2ルームテントです。
インナーテントを取り外すことで、大人数でも広々と使用できるシェルターテントとしても活躍します。
また、オプション商品も充実しているため、使用する方によってさまざまなテントアレンジができるでしょう。
重さ | 29.35kg |
---|---|
サイズ | 205x320x585cm |
素材 | TC |
耐水圧 | 1,800mm |
【ogawa】
ロッジシェルター2(3398)
耐久性が高く簡単に設営できるため、キャンパーに人気の高いロッジ型の2ルームテントです。
別売りのインナーテントは2人用と5人用があり、使用人数に合わせてリビング部分を広々と快適に使えます。
また、遮光機能や結露軽減できるフライシートやキャノピー用のポールがセットになっており、コスパも高いと言えるでしょう。
重さ | 30kg |
---|---|
サイズ | 460×350×210cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【ogawa】
ティエラ ラルゴ(2760)
TC素材を使用したフライシートに大型メッシュパネルを備え、高性能な5人用サイズのトンネル型2ルームテントです。
広々としたリビングスペースにより、天気の悪い日でもテント内で窮屈に感じることなく快適に過ごせるでしょう。
また、ベンチレーションやスカートがついているため、夏は涼しく冬の時期でも冷気を遮断しながら暖かくキャンプを楽しめますよ。
重さ | 22kg |
---|---|
サイズ | 210x61x310cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
まとめ
今回は、機能性に優れたオガワのツールームテントに限定して、メリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルにあった、お気に入りのテントを見つけてキャンプを楽しんでくださいね。
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