キャンプブームの昨今、ドームテントや軍幕テントなど様々なデザイン性や利便性の高いテントがリリースされており、キャンプ場をにぎわせています。
そんな中、キャンプ場でレトロなロッジ風のデザインが目を引き、SNSなどでも注目を集めているテントがロッジ型テントです。
ロッジ型テントは1ルームのものが殆どで、2ルームは珍しいのですがリビングと寝室に分けられ、有効にスペースが活用でき便利です。
本稿では2ルームのロッジ型テントの解説と、おすすめをご紹介します。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
目次
- 1 2ルームロッジ型テントを使うメリット
- 2 2ルームロッジ型テントを使うデメリット
- 3 2ルームロッジ型テントの選び方
- 4 2ルームロッジ型テントおすすめ10選
- 4.1 【Naturehike】 ワンタッチ テントVillage 13.0 -ブラウン(NH21ZP010)
- 4.2 【Naturehike】 ワンタッチ テントVillage 17.0 -ブラウン
- 4.3 【トココ】 サンパーシー ツールームテント
- 4.4 【Wenzel】 Klondike (クロンダイク)
- 4.5 【Fengzel Outdoor】 キャノピーテント
- 4.6 【ノーブランド品】 原始人 ロッジテント
- 4.7 【NORDISK】 レガシーシリーズ ウトガルド
- 4.8 【雑貨の国のアリス】 ロッジテント ツールームテント
- 4.9 【Kanggogo】 ワンタッチ テント ロッジテント
- 4.10 【ogawa】 オーナーロッジ ヒュッテレーベン
- 5 まとめ
2ルームロッジ型テントを使うメリット
デザイン性
キャンプ場で目を引くデザインのロッジ型テントですが、起源は古く1970年代のキャンプブームの時は主流のテントでした。
子供のころに宿泊した記憶から「懐かしい」と思われる方も多いのではないでしょうか?
洗練されたデザインが多い現代では、この少し古めかしいデザインがSNS映えするので盛んにInstagramなどに投稿されています。
設営がカンタン
設営方法はロッジ型テントの種類によって変わってきますが、基本は金属製のポールを組み立て、シートをかぶせてペグダウンするだけで簡単に設営できます。
また、大きく利用人数が多いテントですので、大人数でワイワイやりながら楽しく設営するのも楽しいです。
屋内の解放感
ロッジ型のテントは、高さがあるのはもちろん、他のテントと違い天井が広いので解放感があります。
実際の広さよりも、高さがあるので広く感じるでしょう。
居住スペースの快適さは、ロッジ型テント最大のポイントとも言えます。
居住スペースの有効活用
ロッジ型テントだけでなくすべてのテントに言えることですが、2ルームのテントはリビングと寝室とで分けられるので便利です。
特に夏は1部屋を着替え用や、遊び道具を入れるスペースとして使用して、屋外をリビングにすると広々とテントサイトが使えます。
2ルームロッジ型テントを使うデメリット
高価格
シッカリした骨組みと広めのシートを使っていることから、他のテントに比べて少し値段が高いモデルが多くなります。
ただ、利用人数が多いモデルが殆どですので、人数で割れば経済的です。
特にファミリーキャンプでは、ホテルで宿泊することに比べると安く済みます。
重量が重い
利用人数が多い大きいテントで、金属製のポールと広めのシートを使っていることからロッジ型テントは、10kgを超える重量のモデルが多いです。
数人の同行者がいる場面で使うテントですから、一人で担ぐわけではないのですが、重いテントは駐車場からサイトまで距離があるキャンプ場で使う場合は苦労します。
かさ張る
ロッジ型テントは、シートとポールが大きく収納した状態でも、ドーム型などのコンパクトに収納できるタイプのテントに比べてかさ張ります。
更に2ルームとなれば、その分パーツが多くなりますので仕舞寸法は期待せず、オートキャンプでの使用がおすすめです。
2ルームロッジ型テントの選び方
利用人数
2ルームロッジ型テントは、ファミリーキャンプやグループキャンプに便利なテントですので、利用人数は確認しましょう。
どのタイプのテントにも言えることですが、キャンプのみの使用の場合は利用人数は実際宿泊する人数よりも、1人多いタイプを選ぶと快適に使用できます。
耐水性
テントを選定する際に、耐水性は重要な要素です。
耐水性の強度によって、雨キャンプが楽しめるかどうかにかかってきますから見逃せません。
出来るだけ耐水性の強いタイプを選んで、雨音を楽しみながらビールを飲んだら最高です。
重さ
重いものが殆どの2ルームロッジ型テントなので、重さを覚悟して選定するのもいいと思います。
でも、出来るだけ気軽にキャンプを楽しみたいのなら、出来るだけ軽いものを選定しましょう。
少し軽いだけでも驚くほど、持ち運びが楽になりキャンプが楽しくなります。
価格帯
価格はメーカーによって様々ですが、5万円以上のタイプはシッカリした作りとなっていて、10万円を超えると有名ブランドのものになります。
5万円以下のものは、強度に疑問符が残るものが多く、少しキャンプを楽しみたい入門用として最適なモデルが多いです。
メーカー
ロッジタイプので有名なのは老舗コールマンやオガワですが、2ルームとなると新鋭企業のネイチャーハイクが強いです。
デザイン性では老舗メーカー、機能面とコスパでは新鋭メーカーと二極化しています。
個人的にはネイチャーハイクのロッジタイプが、機能とデザイン、価格も手ごろでおすすめです。
2ルームロッジ型テントおすすめ10選
メーカー・製品 | 利用人数 | 耐水性 | 重さ |
---|---|---|---|
Naturehike ワンタッチ テントVillage 13.0 -ブラウン | 6人 | 2000mm | 22kg |
Naturehike ワンタッチ テントVillage 17.0 -ブラウン | 4人 | 2000mm | 27kg |
トココ サンパーシー ツールームテント | 6人 | 3000mm | 17kg |
Wenzel Klondike (クロンダイク) | 8人 | 防水 | 12.4kg |
Fengzel Outdoor キャノピーテント | 12人 | 3000mm | 9.66kg |
ノーブランド品 原始人 ロッジテント | 4人 | 2000mm | 22kg |
NORDISK レガシーシリーズ ウトガルド | 6人 | 350mm | 22.5kg |
雑貨の国のアリス ロッジテント ツールームテント | 5人 | 3000mm | 14.3kg |
Kanggogo ワンタッチ テント ロッジテント | 8人 | 5000mm | 10.5kg |
ogawa(オガワ) オーナーロッジ ヒュッテレーベン | 2人 | 1800mm | 26.1kg |
【Naturehike】
ワンタッチ テントVillage 13.0 -ブラウン(NH21ZP010)
ブラン運の配色と本体のデザインが、落ち着いた大人の雰囲気を演出している2ルームロッジ型テントです。
6人が収容でき、耐水性にも優れているのに手ごろな値入は、さすがネイチャーハイクと言えます。
利用人数 | 6人 |
---|---|
耐水性 | 2000mm |
重さ | 22kg |
【Naturehike】
ワンタッチ テントVillage 17.0 -ブラウン
比較的小型で組み立てやすい、小さいお子様のいらっしゃる家庭で重宝するサイズのロッジ型テントです。
いっぱい屋外で遊んだお子様の着替え用に前室を、寝室用にもう一部屋を使用するとちょうどいいでしょう。
利用人数 | 4人 |
---|---|
耐水性 | 2000mm |
重さ | 27kg |
【トココ】
サンパーシー ツールームテント
利用人数が多く耐水性にも優れていながら、コスパが目を引くロッジ型2ルームテントです。
ベンチレーションが広くので、通気性に優れているので主に夏のキャンプで使うのと快適でしょう。
ただ、冬は空間が広く風が取り込まれてしまうので、寒くて使いにくいです。
利用人数 | 6人 |
---|---|
耐水性 | 3000mm |
重さ | 17kg |
【Wenzel】
Klondike (クロンダイク)
日本語の説明書がついていないクセの強い、2ルームロッジ型テントなので、人の使っていない変わったテントが使いたい玄人ユーザーにおすすめです。
デザイン性も高く、純粋にオシャレなのがこのテントの最大の魅力でしょう。
価格も手ごろで、グループキャンプで使うと盛り上がります。
利用人数 | 8人 |
---|---|
耐水性 | 防水 |
重さ | 12.4kg |
【Fengzel Outdoor】
キャノピーテント
最大利用人数が12人と、かなり大きいテントですが10kgを切る軽量タイプなので、駐車場から離れているキャンプサイトでも安心して使用できます。
テントの中で立ち上がることができるほど大きいので、大人のグループキャンプにおあつらえ向きです。
利用人数 | 12人 |
---|---|
耐水性 | 3000mm |
重さ | 9.66kg |
【ノーブランド品】
原始人 ロッジテント
「原始人」と印字がユニークながら、デザイン性が高く色調も落ち着いていて、自然との調和がとれる2ルームロッジ型テントです。
通気性もいいのですが、逆に密閉も可能なので冬キャンプでも活躍します。
防水オックスフォード生地を採用していますから、雨キャンプも楽しめるでしょう。
利用人数 | 4人 |
---|---|
耐水性 | 2000mm |
重さ | 22kg |
【NORDISK】
レガシーシリーズ ウトガルド
デンマークのアウトドアブランド“ノルディスク”のロッジ型テントですので、欧米やアジアのブランドのテントとデザインが違い目を引きます。
この独特でおしゃれなテントのデザインが好きで、ファンの多いテントです。
日本の気候では、秋から春の夏を避けた気温の低いシーズンでの使用に向いています。
利用人数 | 6人 |
---|---|
耐水性 | 350mm |
重さ | 22.5kg |
【雑貨の国のアリス】
ロッジテント ツールームテント
取り外し可能なインナーテントが、使い方の幅を広げている2ルームロッジ型テントです。
普通に使用しても程よい広さと、通気性があるので快適なのですが、インナーテントを外して車中泊キャンプのタープや、日除けとしても使用できます。
アウトドア好きなファミリー向けのテントです。
利用人数 | 5人 |
---|---|
耐水性 | 3000mm |
重さ | 14.3kg |
【Kanggogo】
ワンタッチ テント ロッジテント
テントの4方向がキャノピーとして使用できる風通しの良さと、オックスフォード生地を使用した優れた耐水性が魅力のテントです。
夏の風の穏やかな海辺のキャンプ場で使うと、涼しく快適な空間になります。
また、コスパに非常に優れているのも見逃せません。
利用人数 | 8人 |
---|---|
耐水性 | 5000mm |
重さ | 10.5kg |
【ogawa】
オーナーロッジ ヒュッテレーベン
カッコよくお洒落なテントを続々とリリースしている、日本のテントの代表的ブランド“オガワ”の小型2ルームロッジ型テントです。
性能はもちろん、独特のデザインがSNS映え間違いなしのテントでしょう。
ベンチレーションも多く、密閉率も高いのでオールシーズン楽しめます。
利用人数 | 2人 |
---|---|
耐水性 | 1800mm |
重さ | 26.1kg |
まとめ
レトロで可愛いデザインで注目されているロッジ型テントの2ルームタイプをご紹介させていただきました。
ロッジ型テントは、大小さまざまで、性能も個性豊かなモデルが多く魅力的なテントです。
本稿がご自身のスタイルを鑑みて、テントを選ぶための参考になれば幸いです。
2ルームロッジ型テントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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